ヴィクトリア調サバイバル『Nightingale』って実際どんなゲームなの?メディア向けプレゼンテーションでシステムの全貌が見えてきた【gamescom 2023】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ヴィクトリア調サバイバル『Nightingale』って実際どんなゲームなの?メディア向けプレゼンテーションでシステムの全貌が見えてきた【gamescom 2023】

ビクトリア調をモチーフとしたビジュアルに多くのゲーマーの目を惹きつけつつも、どのようなゲームシステムなのか具体的にわかっていない部分も少なくありませんでした。

PC Windows

gamescom 2023の前夜祭となるOpening Night Liveにて新PVが発表された、カナダのデベロッパーInflexion Gamesが手がける『Nightingale』

ヴィクトリア調をモチーフとしたビジュアルに多くのゲーマーの目を惹きつけつつも、どのようなゲームシステムなのか具体的な部分はみえづらかった印象を持つ人は少なくないはずです。

gamescom 2023にて、『Nightingale』のメディア向けプレゼンテーションを取材してきましたので、ゲームシステム詳細やその魅力をお届けします。

クラフトはかなり重要?

今回、プレゼンテーションを行ってくれたのは、本作のアートディレクターを務めるニール・トンプソン氏。

まずはゲームのキャラクタークリエイト要素から紹介してくれました。今作では性別から肌の色など幅の広いキャラクタークリエイトが可能になるとのことです。

ゲームが始まると、装備を何も持っていないところからスタートするので、マップ上にある草木から素材を集め、調理器具や斧などの道具を作っていきます。また、体力やスタミナを回復するために食事も取らねばならないため、素材から食べ物をクラフトする必要があります。食べ物は、マップ上に生息する生き物を殺すことで手に入ります。

武器もクラフトでき、斧や剣などの近接武器の他に銃などの飛び道具も用意されていました。

次に何をすれば迷った時は、仮面を被ったキャラが教えてくれるためスムーズにゲームを進行できるといいます。プレイ画面は、一人称視点か三人称視点を任意で変更することができます。

プレゼンテーションの映像では、プレイヤーキャラが素材を集め、テントやベッドを作る様子や、装置に何枚かのカードをかざしてポータルを発生させ、違う場所に移動する様子を見ることができました。場合によっては、カードを装置にかざした瞬間にポータルから敵モンスターが出てくるので、全て倒さないとポータルを使えないようなシチュエーションも確認できました。

クラフトと戦闘の融合

『Nightingale』が他のクラフト要素があるサバイバルゲームと大きく異なる部分は、クラフト要素とアクション要素の融合具合でしょう。開発者によるデモプレイでは、沼地にいる巨大な人形の敵に対して、他2人のフレンドと気付かれないようにクラフトで足場を作ったのち、背の高いヤグラのような建物で敵を囲んでから戦闘を開始していました。そうすることで、敵の行動範囲を制限しつつ、プレイヤーは下からだけでなく高い位置からも狙撃が可能となっていました。

また、本作は最大6人までのオンラインマルチプレイに対応しているので、フレンドとどのような建物が巨大な敵に有効か作戦を練りながらゲームを進行することができます。また、ゲームを進めていくと鉄製の建物、気球や飛行船といった乗り物もクラフトできるようになるようです。

敵の攻撃を避けるステップアクションから、傘を使って高所からゆっくりと降下しながら移動できるといった最近のオープンワールドゲームで採用されているシステムも盛り込まれています。ヴィクトリア朝の衣装を纏った紳士淑女が斧を持って木を切り倒すシチュエーションはなかなかシュールですが、それも含めて本作にしかない魅力とも言えそうです。

ゲームが進行していくと、ポータル装置も自分でクラフトできるようになるようで、広大な世界のいろいろなところへの移動が可能となりそうです。


今回のプレゼンテーションでは、PVだけではわからなかったゲームシステムが見えてきましたが、まだまだ語られていない要素もあるようです。

『Nightingale』はWindowsPC向けに開発中で、現地時間2024年2月22日に早期アクセスがスタート予定です。

《蟹江西武》

十脚目短尾下目 蟹江西部

Game*Spark編集部。ゾンビゲームと蟹が好物です。以前は鉄騎コントローラー2台が部屋を圧迫していましたが、今は自分のボディが部屋を圧迫しています。

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