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『サイレントヒル』のアニメシリーズをみんなで作る!Telltaleの元スタッフも関わる『SILENT HILL: Ascension』は新たな形のアドベンチャーになるかもしれない

『サイレントヒル』の歴史に残る映像をみんなで作っていく。プレイヤーのカメオ出演も可能!

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『サイレントヒル』のアニメシリーズをみんなで作る!Telltaleの元スタッフも関わる『SILENT HILL: Ascension』は新たな形のアドベンチャーになるかもしれない
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Genvid Entertainmentとコナミデジタルエンタテインメントは、日本時間11月1日午前10時から『SILENT HILL: Ascension』を放映開始します。本稿では、シリーズの新たな一歩となる本作の概要をお届けします。

『サイレントヒル』のアニメシリーズをみんなで作る!

『サイレントヒル』シリーズは『SILENT HILL f』や『サイレントヒル2』のリメイクなど様々なタイトルが待ち構えていますが、本作はそんなシリーズ再始動の第一弾となります。

本作はこれまでの『サイレントヒル』シリーズのような3Dホラーアドベンチャーゲームではなく、ユーザーが介入できるライブストリーミングシリーズ。毎日リアルタイムで配信されていく作品となっており、ユーザー全員が物語に参加し分岐させていきます。しかしながら本作はシリーズの公式な物語のひとつとして扱われるため、まさに『サイレントヒル』の歴史を自分の手で作れる作品なのです。

ストーリーは数ヶ月にわたって綴られ、毎日午前10時からストリーミング映像が配信(見逃し配信もあり)。その後24時間の選択肢決定タイムが訪れ、ユーザーの投票によってキャラクターたちの運命が決まります。日本時間だと社会人の方はリアルタイムがやや厳しい人もいるかもしれませんが、選択肢は24時間選べるため、誰でも物語を左右する一員となれるのです。Genvidの担当者は「視聴者がTV番組をみんなで作る」という体験はおそらくエンタメ史上初ではないか、と語っています。

なお本作には、かつてADVの名門スタジオ・Telltale Gamesに所属し『ウォーキング・デッド』や『Tales from the Borderlands』などを手掛けたステファン・ブーガイ氏やマーティン・モンゴメリ氏が関わっており、『サイレントヒル』ファンのみならずADVファンも必見。新たな形のADVとなるかにも注目です。

プレイヤーがカメオ出演できる!?

選択肢は単なる投票性ではなく、インフルエンスポイント(IP)と呼ばれるポイントを使う仕組みになっています。IPを多く使用するほど選択肢に大きな影響力を与えるシステムです。選択肢は毎日非常に悩ましいものばかりが用意されており、分岐もかなり深くなっているそう。特に4週目の選択では45の分岐ルートがあるほか、全体で見れば1,000パターン以上の結末が存在するとのこと。しかしながら、どの結末になるかは本作を提供するGenvidですらもわかりません。

トレイラーより

ライブストリーミングの終盤には、キャラクターがピンチな状況に陥るサバイバルシーンが登場。QTEのようなアクションを視聴者全員で行い、キャラクターを助けてあげなければなりません。もちろんここでキャラが死んでしまえば、今後そのキャラは登場せず、それが正史となってしまいます……。

IPはサバイバルシーンのほか、空き時間にアクセスできるパズルゲームを解くことで獲得可能。さらなるバックストーリーの掘り下げやボーナスの解放などもあるようです。他にも『サイレントヒル』本編に出てくるようなパズルが1,200本ほど用意されているので、数ヶ月間にわたってたっぷり楽しめそうです。

トレイラーより

インフルエンスポイントの他の使い方として、コンテンツ内のモブキャラとして出演できることが挙げられます本作のクライアント上ではキャラメイクが可能となっており、IPを使って抽選に応募し、見事選ばれた際には『サイレントヒル』の公式世界にカメオ出演できることになります。キャラメイクはEpic GamesのMetaHuman技術が用いられているため、配信内でリアルタイムで登場します。IPを選択のために使うか、カメオ出演チャンスを賭けて使うか……とても迷ってしまいますね。

トレイラーより

パズルを含めた作品内のすべての行動は、キャラの「希望」パラメータや、辿る結末の種類を変化させます。「希望」は重要な場面で生き延びるためにある程度必要であり、万が一サバイバルシーンで失敗してしまってもパズルを解くことで回復可能。パズルはキャラのパーソナルをテーマとしたものが用意されており、例えばギターが趣味のキャラでは、過去作の曲にあわせて『Guitar Hero』のようなミニゲームをプレイすることになります。

結末の種類は「贖罪」「苦悩」「破滅」の3種類があり、どのような結末を辿るかが決定します。主要キャラは数人用意されていますが、死んだらずっと欠け続ける……というわけではなく、また新たなキャラクターがフォーカスされるとのことです。 

シーズンパスも用意されていて、チャットで使えるスタンプや追加のIPを獲得可能。しかし、課金しないとアクセスできない機能はなく、主要な機能は無料でアクセスできます。

ストーリーは全16エピソードを予定。毎日10分のストーリーシーンと視聴者が介入するシーンが5分から15分ほどが用意されており、毎週合計60分ほどの体験が楽しめます。なお、初日は特別配信として45分間の配信となります。全体としては、16時間から20時間ほどのシネマティック映像が用意されているとのこと。これは映画版「サイレントヒル」の8倍ほどの長さでもあるそうです。

多くの『サイレントヒル』作品は“事件が起こった後の世界やシーン”を描いていますが、本作ではまさに“事件が起こる場面”を体験できるのが特徴。そのような切り口から、ゲーム版『サイレントヒル』ファンにもアプローチしたいといいます。

なお、毎日の結果やダイジェストはアプリ内から確認できるほか、先日サービスが開始したSony Pictures Coreなどにもアーカイブとして配信。他のストリーミングサービスも近日発表されるとのことで、本当に視聴者みんなでアニメシリーズを作り上げるような感覚の作品になるかもしれません。なお、リアルタイム配信がすべて終わると正史としての物語は確定してしまいますが、「New Game+」のような感覚で他の結末を確認できるようになるそうです。


『SILENT HILL: Ascension』は、PC(Web)/iOS/Android向けに配信されます。



※UPDATE(2023/11/01 1:10):公式サイトへのリンクが誤っていたため、修正しました。コメントでのご指摘ありがとうございました。

《みお》


Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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