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Steamで無料配信されている「Prologue」って何?最近多いプロローグ版、背景には開発者の工夫か

インディーゲームは注目度が大事。

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Steamで無料配信されている「Prologue」って何?最近多いプロローグ版、背景には開発者の工夫か
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Steam Free To Play: Rise of Prologue
byu/Gherragh inSteam


Steamで新着ゲームや無料ゲームを探しているとき、「Prologue」という名の付いた作品に出会うことはよくあるのではないでしょうか。このプロローグ版の存在について、海外掲示板・Redditでも話題となっています。

なんでプロローグを配信?背景には開発者の工夫か

「プロローグ」とはそのほとんどが“体験版”や“デモ”と呼ぶのにふさわしいもので、ゲームの序盤や基本的な部分を体験できます。発売前のゲームを実際に遊んでもらうことは注目度を集めるという意味で非常に重要ですし、ユーザーからのフィードバックを得て改善につなげることもできます。

体験版はこのように目立つところには置けるが、別ページは作れない。

ではなぜ、「体験版」という形でリリースせず、「プロローグ」が溢れているのか?その答えはおそらくSteamの仕組みが原因です。Steamは仕様上体験版に個別ページが作られず(検索には表示される)、製品版のストア内に表示することしかできません。

一方で「プロローグ」として別製品扱いで登録すれば、個別に製品ページを作ることができるため、より手に取ってもらいやすくなると考えられます。Steamで製品を登録するには100ドルの手数料がかかりますが、それを加味してもプロローグのほうが効果があると考える開発者が多いということでしょう。

また、同様にシステム面の問題として、Steamでは体験版としてリリースした場合、製品を購入したユーザーは体験版をインストールすることができなくなります。これは、もしプロローグ版が本編と異なる前日譚などのシナリオなどを収録した「別のゲーム」であった場合には不都合でしょう。

ただ、ユーザー側として少しモヤモヤする人もいる模様。Redditの書き込みでは、単純にFree to Playのゲームを探しているユーザーにとって、やや探しづらい環境になっているようです。普通の体験版であれば検索条件で除外できますが、プロローグとして登録されているものは除外できないというのも理由と考えられます。


プロローグについての見方はさまざまですが、Steam自体も体験版が注目される機会は「Steam Nextフェス」という形で設けており、6月11日からも開催されます。

また、「プロローグ」は製品版とはまったく異なった体験が用意されている気合の入ったものも存在します。もし気になるゲームがあれば遊んで、余力があればフィードバックをしてあげると、インディーゲーム開発者の助けになるはずです。

《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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