PLAYISMはAdventurer's Tavernが手掛ける『電気街の喫茶店』体験版を公開しました。
大阪日本橋のような街並みで描かれる電気街の物語
本作は大阪日本橋を舞台にしたメイド喫茶スローライフADV。
プレイヤーは度を過ぎたブラック企業に勤める青年で、我慢の限界を超えて会社を辞めて日本橋をさまよっていると、現在休業中のメイド喫茶を立て直そうと頑張るメイドのシロと出会い店長代理となる。というストーリーでこれまでも東京ゲームショウなどで展示されていました。
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体験版を起動して日本橋へ
さっそく体験版を起動すると、怪しく暗い会社での仕事から物語は始まります。主人公はこの怪しい会社に寮付きで勤めていて、上司は主人公の仕事を秒単位で管理。些細な事で50%の減給をするという労働基準法をぶっちぎりで無視した職場で冒頭からプレイヤーを驚かせます。あまりにも過酷な会社に嫌気がさすのに時間はかからないでしょう。選択肢が登場し辞めるかどうかを何度か問われますので、威勢よく辞めると同僚から拍手喝采が送られ、この人生の墓場のような職場を退職できますが、行くあても無くなってしまった主人公は一人日本橋の街にたたずみます。
ドット絵で描かれる日本橋は非常に美しく、見覚えのある店舗やゲームセンターも見られます。そんな中で、店長が居なくなってしまい倒産寸前のメイド喫茶を立て直そうとがんばるメイドさんの「シロ」と出会います。「シロ」はコーヒーマシーンの操作もできないので危なっかしいのですが情熱だけは人一倍で、主人公は彼女と行動を共にしメイド喫茶立て直しに奮闘することに。まずはメイドさん募集だ!と張り切ってはみるものの、実態は公園でシーソーに乗ったり映画を見たりという単なるデートになってしまうというゆるい作風で物語は進んでいきます。このドット絵で緻密に描かれる赤字メイド喫茶の行く末が気になった方はぜひ体験版に触れてみてください。
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『電気街の喫茶店』はPC(Steam)で発売予定。体験版も公開中です。