
アメリカで発生したドナルド・トランプ氏への暗殺未遂を受け、8年前に発売したゲーム『Mr.President!』が再び話題を集めています。
もはやコメディではなくリアルに…
アメリカでは現在、秋に行われる大統領選挙に向けた選挙活動が行われています。その中で、現地時間7月13日に行われていたドナルド・トランプ氏の選挙集会にて、演説中に発砲されるという事件が起きました。この事件によりトランプ氏は右耳を負傷したほか、聴衆の1人が死亡、2人が重体となり、銃撃犯は射殺されました。
大統領選に揺れるアメリカ社会に大きな震撼をもたらしたこの事件ですが、それがきっかけで8年前のゲームが再び注目を浴びています。

『Mr.President!』は、2016年10月に発売されたアクションゲームです。プレイヤーがボディーガードのディック・“ロックハード”・ジョンソンを操作し、スナイパーに狙われているロナルド・ランプ大統領を助けなければならない……という内容の作品です。
かなりバカゲー色が強く、おかしなロケーションや物理演算によるハチャメチャな挙動なども話題を集めました。しかし、今回の事件を受けSteamのユーザータグに「リアル」が追加。ユーザーレビューでも「このゲームを評価する日が来るとは思ってもいなかった」「上質なワインのように熟成」「実際の出来事に忠実」など大喜利状態となっています。