
2026年5月22日から24日にかけて、京都・みやこめっせにて日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit PUNCH」が開催されました。
今回はニュージーランドのゲーム産業育成機関であり、その支援先が手掛けるゲームタイトルを体験できる「NZ CODE」ブースで、出展作品のひとつである『スター・キャッチャー』をプレイ。アートディレクター・Claralise Nel氏のコメントを織り交ぜながら、そのプレイレポートをお届けします。
さまよえる魂を釣り上げて、元の世界へ送り返す

本当に“釣り”をテーマにした作品なのか?と思うほど、SFファンタジーな様相を帯びている本作。プレイヤーは探検家の装いをした“ファロー”と呼ばれる知的生命体を操作していきます。個性的な外見をしたファローですが、由来はイルカとウサギなのだそう。
本作の目的は、彼らが住む世界の海を見守りながら、“釣り”を通じてそこへ迷い込んだ魂を解放すること。釣り上げた魂を、世界の中心にある「ビヨンド」へ導いて解き放ちます。イメージとしては「行き場の無くなった魂を釣って、元の世界へ送り返す」といった感じでしょうか。
Claralise氏によると「釣り」と「宇宙」をどう組み合わせるかというのがコンセプトの始まりだったとのこと。そして純粋に“釣り”だけに焦点を当てたゲームがあまりなく、かつ独自性をもった作品を作りたいという理由から、このようなシステムを採用。開発からは10ヶ月ほど経過していると話します。


釣りが中心のゲームではありますが、ボタンの中押しでチャージすることで長距離移動ができるジャンプアクションや、釣具を使ったワイヤーアクションも備えている本作。遺跡が点在する島のフィールドは広々としており、前述したアクションを活用して自由度高く探索することができます。
今回の試遊デモでは奥まで探索することが叶いませんでしたが、20を超える島々が用意されているとのことで、冒険のしがいありそうです。“星”がテーマなだけあって、隅々まで神秘的な美術も魅力のひとつと言えます。また、オンラインにも対応していて最大4人の協力プレイも可能。将来的には、友達と一緒に船に乗れるようになる予定なのだとか。

肝心の“釣り”の操作は非常にシンプル。(ゲームパッドの場合は)R2ボタンを長押しすることで、フックの着水地点を調整してキャスト。あとは魂が掛かるまで待機するだけです。そしてヒットしたらXボタンを押すだけ。

すると画面が切り替わり、星座をなぞるミニゲームが始まります。ヒットする魂によって星座の内容は変化しますが、いずれにせよ難度は高くありません。R2を押しながら左スティックを使って順番通りになぞっていけば……。


画像のような迷える魂を釣り上げることができます。魂はどれも神秘的な姿をしていて、Claralise氏によると現時点で15種類が用意されているとのこと。そのどれもが、人の思い出や感情からインスピレーションを得てデザインされているそう。将来的にはもっと数を増やしていきたいとも話しました。
もちろん魂をたくさん釣り上げることが、ストーリーの進展に繋がります。終末的な状況にあるという世界設定上、その数はわずかですがフィールド上にはNPCもいるので、彼らと会話してクエストを受注したり、遺物を調べたりして物語を紐解いていきましょう。

ニュージーランドのスタジオ「Still Rain」が手掛けるフィッシングアドベンチャー『スター・キャッチャー』は鋭意制作中です。気になる方はぜひSteamのウィッシュリストに登録しておきましょう。











