海外レビューひとまとめ『Shadows of Doubt』―インディーの名作になる可能性はあるが、今のところは“可能性の影”に過ぎない | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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海外レビューひとまとめ『Shadows of Doubt』―インディーの名作になる可能性はあるが、今のところは“可能性の影”に過ぎない

2024年9月27日発売『Shadows of Doubt』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー

プラットフォーム

メタスコア

総レビュー数

PC

68

11件

PS5

63

4件

本作『Shadows of Doubt』は、2024年9月27日に発売されたサンドボックス探偵シミュレーションです。プレイヤーは私立探偵となり、SF的な犯罪都市を舞台に様々なガジェットを駆使して事件を解決します。自動生成された何百もの市民が住む街で、自由に証拠を収集できると謳っています。

タイトル

Shadows of Doubt

対応機種

PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S

発売日

2024年9月27日

日本語対応

あり


・Movies Games and Tech: 85/100(PC)

『Shadows of Doubt』はプレイ必須の素晴らしい探偵シミュレーションゲームだ。プロシージャル生成された世界のおかげで、なにが起きるかわからない。その上、活気がありながらも重苦しい雰囲気が悪臭のように漂っている。あなたは直面する犯罪をすべて解決できるだろうか?手がかりを探し、証拠をつなぎ合わせ、犯人を指摘するのだ!これは見逃せないインディータイトルだ。

・PC Gamer: 83/100(PC)

・PCGamesN: 70/100(PC)

『Shadows of Doubt』は重苦しい企業世界の複雑なシミュレーションであり、プレイヤーの自由度が滅多にお目にかかれないレベルで扱われている。薄汚れた暗黒街を深く掘り下げるにつれてその魅力は薄れていくが、最初の陰謀だけでも価格分の価値はある。

・GamesRadar+: 70/100(PS5)

『Shadows of Doubt』は本領を発揮すれば21世紀最高の探偵ゲームの一つになりそうだが、とんでもないバグと退化したメカニズムに阻まれている。核となる部分は盤石だが、最終形に到達するまでにはまだ数回の大きなアップデートが必要だと感じられる。

・Eurogamer: 60/100(PC)

独創的で、不安定で、目的達成のためには妥協しない。『Shadows of Doubt』はまさに究極のハードボイルド探偵シミュレーションだ。

・Metro GameCentral: 60/100(PS5)

巧妙で一風変わったインディー推理小説だが、不格好なステルスと変わりばえしない事件に重点が置かれているため、ピクセルで構成されたノワールという舞台設定に対する情熱はすぐに冷めてしまう。

・XboxEra: 60/100(PC)

『Shadows of Doubt』は素晴らしいはずだ。バラエティに欠けているせいですぐに繰り返しになるため、この1.0と家庭用ゲーム機版はお勧めできない。もし、開発者が新しいコンテンツ、特にチュートリアルミッションのようなより演出されたコンテンツでゲームをサポートし続けるなら、本作はインディーの名作になる可能性がある。だが、今のところ、このゲームは“可能性の影”に過ぎない。

・CD-Action: 45/100(PC)

『Shadows of Doubt』は非常に魅力的な没入型探偵シミュレーションになる可能性を秘めているが、それを成し遂げるには、技術的な不備やゲームメカニズムの明確化について多くのことをしなければならない。今のところ、このゲームは“コンセプトは素晴らしいが、出来栄えはひどい”と要約できる。


PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年9月27日に発売された『Shadows of Doubt』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点でPC版が68点(総レビュー数11件)、PS5版が63点(総レビュー数4件)でした(Xbox Series X版は規定レビュー数を満たさず判定不可)。

総じて、コンセプトが高く評価されています。一方、不具合、コンテンツ量、メカニズムでは評価が分かれているようです。

Game*Sparkではこれまでに特集とプレイレポートを掲載しています。興味のある方はあわせてお読みください。



『Shadows of Doubt』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中です。


《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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  • スパくんのお友達 2024-10-05 10:38:37
    確かに粗の多いゲームなんだが、ディストピアな雰囲気とマッチしてる感もある
    大化けするポテンシャルはあると思う
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2024-10-04 10:55:22
    なんかこのサイトも4gamerと同じで背景の邪魔さといいゴチャゴチャして見辛くなったな
    シンプルだったから見てたのに
    33 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2024-10-04 9:25:54
    アーリーアクセスが開始した時に買ったけど、その時は操作性が結構わかりにくかったな。
    あの辺が快適になってくれてたら嬉しいな
    2 Good
    返信

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