米国のパンクロックバンドGreen Day(グリーン・デイ)は、1994年に発売されたメジャーデビューアルバム「Dookie(ドゥーキー)」の30周年を記念したデマスターを発表。収録されている15曲を、時代遅れかつ不便な15のフォーマットで発売することを明らかにしました。

音質や利便性を犠牲にしてでも
対象のフォーマットはピアノロールをはじめミニディスクやフロッピーディスク、ゲームボーイカートリッジ、果てには蝋管まで、再生難度高めのラインナップとなっています。いずれも低忠実度のフォーマットに収まるよう最新の注意を払って調整されており、音質だけでなく利便性、場合によっては詩全体を犠牲にして、比類のないリスニング体験を実現しているとのことです。

収録曲とフォーマット一覧
特設サイトでは実際に再生している様子を見ることができます。
「Burnout」- 自動ピアノロール (49ドル)
「Having A Blast」- フロッピーディスク (19ドル)
「Chump」- テディ・ラクスピン (99ドル)
「Longview」- ドアベル (49ドル)
「Welcome to Paradise」- ゲームボーイカートリッジ (39ドル)
「Pulling Teeth」- 歯ブラシ (49ドル)
「Basket Case」- ビッグマウスビリーバス (79ドル)
「She」- HitClips (29ドル)
「Sassafras Roots」- 8トラック (19ドル)
「When I Come Around」- 蝋管 (49ドル)
「Coming Clean」- 肋骨レコード (49ドル)
「Emenius Sleepus」- 留守番電話装置 (49ドル)
「In the End」- ミニディスク (19ドル)
「F.O.D.」- フィッシャープライスレコード (19ドル)
「All By Myself」- オルゴール (19ドル)
各曲はそれぞれ数量限定で抽選販売されるとのことですが、残念ながら米国でのみの販売となるようです。
※UPDATE (2024/10/10 21:00):誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。