2024年12月12日、ゼロディブとアクワイア、PQubeはSteam/PS5/ニンテンドースイッチ向け学園3DダンジョンRPG『剣と魔法と学園モノ。3 Remaster』を発表、Steamストアページを公開しました。
前作から大幅にシステムを変えた意欲作。3つの学園から1つを選び超シビアな冒険に挑め

『剣と魔法と学園モノ。3』はオリジナル版が2010年にPSPで発売された、シリーズ3作目の学園3DダンジョンRPGです。プレイヤーは「ドラッケン学園」「プリシアナ学院」「タカチホ義塾」のいずれかの学校を選んで入学し、6人の生徒たちでパーティを組んで危険なダンジョンに挑むDRPGとなっています。

本作ではゲームシステムが大きく変更され、キャラクターレベルと学科(職業)の熟練度が別々に管理されるようになりました。それにより転科(転職)が気軽にできるようになり、学科の数も今までのシリーズから大幅に増加しています。学科には「戦士」「ナイト」「(各属性の)術師」といったオーソドックスなものから、「弟/妹」「マニア」といった「それは学科と呼んでいいのか!?」というようなものも……。
さらに、一部のイベントをこなすとサブクラスが利用できるようになり、これによりキャラクタービルドの幅が大幅に増しています。また、キャラクターは基本的にほとんどすべての武具を装備できるようになりましたが、現在のメイン学科によって得意武器・防具が決まっており、それにより装備の性能が変動するようになったのも本作の特徴の1つです。

また、本作の特色の1つとしてパーティ内の相関図を自作できるというシステムが挙げられます。各キャラクターから他のキャラクターに好印象・悪印象の矢印を設定することができ、その関係性によって能力値補正や使用可能な協力スキルに影響を与えます。これは作成したキャラクターたちの関係性を考えるのが好き……というプレイヤーにとっては嬉しい機能かもしれません。

漫画版やライトノベル版といったメディアミックス展開でも活躍した、シリーズの人気キャラクター「キルシュトルテ」が登場するのも本作からです。「ワガママなお姫様」というある意味テンプレのキャラクターですが、果たして彼女はどんな騒動を巻き起こすのでしょうか。

その他、今回のリマスター版のSteamストアページの記述によると「オリジナル版からいくつかの改良を予定しています」との表記があります。オリジナル版は「3つの学園選択は難易度ハード、ベリーハード、ウルトラハード」と称されるほど序盤の難易度が恐ろしく高かったことでも有名ですが、この辺りの難易度を多少改良してもらえると個人的には嬉しいかもしれません。

『剣と魔法と学園モノ。3 Remaster』は、PC(Steam)/PS5/ニンテンドースイッチ向けに2025年発売予定です。
※UPDATE(2024/12/12 14:25):公開された国内向けプレスリリースの情報を含め、本文見出しをアップデートしました。