ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入&調理、その実態に迫るべく調理していこうと思います。
まもなく狩猟解禁となる『モンスターハンターワイルズ』ですが、もちろん筆者も楽しみに待っています。今Steamのプレイ時間を確認したところ、前作『ライズ』は550時間、前々作『ワールド』は1100時間でした。(起動しっぱなしで寝落ちしている時間含む。)今回はこのプレイ時間を超える体験ができそうで今からワクワク。

もちろん、ベータテストにも参加しました。おおっ!と思ったのは、いつでもどこでも食事が取れるところ。もうキャンプに帰る必要すらないのか!

携帯食料を使って各種ステータスのどの部分を補うかを選択しながら材料を選べば、なんと選んだ材料がちゃんとグラフィックに反映されるという手間のかかった演出を見せてくれます。こういうところを省力化せず、ちゃんと見せてくれるのが『モンハン』のすごいところですよね。
この連載としてはやるしかないでしょ!料理!ということで、今回はベータテスト期間に作ることができた焚き火料理の食材・追加食材・仕上げ食材をすべて使用して3品作ろうと思います!
魚から順に調理開始


まずは「魚」を用意しました。体に横一列に入っている斑点などから、見た目が鰯(イワシ)のように見えたので、近所の魚屋さんで刺身用のイワシを購入。6尾で300円だったのでかなりお買い得。

ちなみに、丸魚として売られていたので、調理の前日に頭を内蔵を落としておきました。内蔵がついたまま日にちが過ぎると痛む速度が段違いですので。

「ヨダレダケ」っぽい見た目のマッシュルームもスライスしておきます。

油を引いてイワシを焼きます。パラパラッと塩を振って……、

焼き色がついたらひっくり返してキノコを投入。蓋をして数分蒸し焼きにします。

最後に「ワイルドハーブ」ならぬ乾燥パセリを振りかければ……、

焚き火料理「魚」の完成!今すぐ試食といきたいですが、他2品の調理に移りましょう。
野菜の調理には注意が必要


続いては「野菜」です。どう見てもキャベツだったのでそのまま購入してきました。まだまだキャベツは高いですけどね……。でもせっかくなのでこういう時こそ買わないと。

「マッドシュリンプ」に使う冷凍エビは、袋にまとめて入ってるタイプではなく、殻付きで天ぷら用みたいに並べて包装されているものがサイズ的にちょうど良いです。


仕上げ食材の「モンスターチリ」。作中では赤い粉末、唐辛子を砕いたもの、唐辛子の種っぽいものが確認できたので、唐辛子を粗めに砕き、種といっしょにチリパウダーと混ぜたものを作りました。辛ウマ的な方向の調味料。

キャベツをカットしスキレットへ。両面に焼き目を入れていきます。が、見て分かる通りキャベツの上下を分断してしまっているので、ひっくり返すときに90%の確率でキャベツがバラバラになります。きれいにひっくり返せていたハンターさんは料理の才能がある。絶対に。

案の定けっこうバラバラになってしまったキャベツたち、しょうがないので続行。エビを入れたら再び蒸し焼きにしましょう。本当に見た目にこだわって作りたい!という時はそれぞれのキャベツの塊をつまようじなどで固定しながら焼いたほうがいいです。

上からファサ~っとモンスターチリを振りかければ……、

焚き火料理「野菜」の完成!どんどん行きましょう。
欲望のままに肉を焼く

最後は肉を使った焚き火料理です。映像からするとベーコンの確率が高いです。ベーコンをベーコンだとわかるようにリアルに絵作りするってスゴイことですよね。
ちなみに、プレイステーション公式Xではベーコンを使って焚き火料理を仕上げる動画をアップしています。こっちも美味しそう。

しかし、今回筆者は豚肩ロースの塊を購入してきました。なんでかって?多分こっちのほうが美味しくなる気配がしたからです。

角を丸く成形してゲーム内と同じようなサイズ感に整えましょう。

油をひいてスキレットへ。

塩を振ったら両面をカリッとするまで焼き、さらに蓋をして蒸し焼きにすることで内部に赤身が残らないように仕上げます。

その後「クナファチーズ」みたいな美味しいチーズを上に乗せてもう一度蓋をします。

チーズがトロけてきたら火からおろして……、
「イーストハニー」風のハチミツを上からタララーっとかけて仕上げはOK!

焚き火料理「肉」と、3品合わせて「モンハンワイルズベータテストメシ」の完成!

試食はもちろんお肉から!ほんの僅かに残ったうすピンク色はローストポークのようにじっくり火入れができた証拠。生焼けのピンクでは無いのでご安心を。味は豚の脂とチーズの塩分、ハチミツの甘みが合わさってベリーグッド。しっかりとハチミツをかけてみたのですが、甘さで破綻することもなく、ほかの要素としっかりマッチしてバランスの良い味わいが成立しています。

魚も実食しましょう。そもそもイワシの鮮度がめっちゃ良い。刺身用として売られていたので臭みはゼロ。脂も乗っていますがけしてしつこくはなく、その脂を楽しむためにも塩を最低限にしておいたのが正解。最後にふりかけた乾燥パセリは家にあったものをそのまま使ったのですが、香りがほぼ飛んでしまっていてちょっとだけ失敗。あとこの調理法で仕上げたイワシを楽しむには口の中に骨が入り込み続けることを覚悟しなければならない。バクバク行ってるハンターさんすごい。

焚き火料理・野菜も試食します。キャベツとエビという組み合わせと、香辛料での味付けがもうペペロンチーノ方面なので心配していませんでしたが、もちろんこちらも美味。ただし、唐辛子の種まで入れてあるため、かーなーり辛いです。雪山で耐えられそうなくらい辛い。

正解でした。
どうやら製品版ではストーリー中に現地住民との食事などの風景も描かれるようなので、今月末の狩猟解禁を楽しみにしながらあと約1週間を過ごそうと思います。
『モンスターハンターワイルズ』は2月28日発売予定です。価格はスタンダードエディションが9,900円(税込)。重ね着やフェイスペイントなどがセットになったデラックスエディションは11,900円(税込)。デラックスパックに後日配信予定のコスメティックパック2種がセットになったプレミアムデラックスエディションは13,900円(税込)となっています。
では、禁足地で会いましょう!また次回!