囚人観察ADV『Romp of Dump』などを手掛けたインディーデベロッパーのザクロスケ氏は、サイコホラーロマンスADV『欠損失愛』のSteamストアページを公開しました。
己の手足を奪った「四肢削ぎ魔」と初見殺しの監禁生活

本作は、己の手足を奪ったヤンデレ男と初見殺しの監禁生活を送る“パラノマサイト”ライクなサイコホラー乙女ゲームです。見知らぬ部屋で目覚めた主人公は、恋人のように扱ってくる隻腕の男「四肢削ぎ魔」に手足を切断され監禁されてしまいます。移動すらままならない絶望的な状態で、恋人のフリをして献身的な介護を受けつつも一歩間違えば殺される、恐怖とストックホルム症候群の間で揺れ動く歪な共依存生活が始まります。
監禁生活では首輪で繋がれた状態で360度のパノラマを見渡し、ポイントクリックで観察して四肢削ぎ魔に取り入る手がかりを探索可能。手足を失っている主人公が行動を起こすには四肢削ぎ魔を上手く言いくるめることが必要不可欠なため、プレイヤーそれぞれの方針でヤンデレ男と関係を築きつつ、マルチエンディングのストーリーを味わいます。

情緒不安定な監禁介護生活の行く末はプレイヤー次第

四肢削ぎ魔は主人公を知らない女性の名で呼び、恋人のように振る舞ってきます。自身も隻腕で欠損に歪んだ執着を抱く彼との会話は従順に振る舞えば上手くいく訳ではなく、ひたすら暴言を吐いたとしても“限界まで”尽くしてくれます。様々な死に様を楽しめる数十種類のデッドエンドでは四肢削ぎ魔のキャラクターが掘り下げる「キーワード」を入手可能です。
高可動域Live2Dをフル活用したストーリーでは、振り返るといつの間にか男が現れるような“ヤンデレがそこにいる”体験を360度パノラマ探索で描写。記憶喪失の主人公は一人称を自由に決めることができ、会話の振る舞いもプレイヤーの好きなように選択できます。




インモラルなコンセプトをインディーならではの癖に特化した描写で描く『欠損失愛』はPC向けにSteamで2026年にリリース予定です。