
パブリッシャー・Assemble Entertainmentは、Steamで配信されている『Leisure Suit Larry』シリーズのクラシックタイトル7作品について、販売を近日終了すると発表しました。
冴えない中年男の恋愛アドベンチャー
1987年より続く『Leisure Suit Larry』シリーズはSierra Entertainmentが開発した恋愛アドベンチャーゲーム。派手なスーツに身を包んだ冴えない中年男ラリーが、女性とのムフフな関係を目指すという作品です。

今回販売終了が発表されたのは『Leisure Suit Larry 1』~『Leisure Suit Larry 7』と『Leisure Suit Larry - Magna Cum Laude Uncut and Uncensored』の7作品で(『Leisure Suit 4』は存在していない)、近々Steamからの購入ができなくなります。
販売終了タイトル
『Leisure Suit Larry 2 - Looking For Love (In Several Wrong Places)』
『Leisure Suit Larry 3 - Passionate Patti in Pursuit of the Pulsating Pectorals』
『Leisure Suit Larry 5 - Passionate Patti Does a Little Undercover Work』
しかしながら、購入済みであれば販売終了後も引き続きプレイ可能とのこと。また、CrazyBunch開発の『Leisure Suit Larry - Wet Dreams Don't Dry』および『Leisure Suit Larry - Wet Dreams Dry Twice』に関しては、今後も販売が続けられるようです。
販売終了の理由は不明
販売終了の理由については伝えられていないものの、Video Game History FoundationのライブラリディレクターPhil Salvador氏がBlueSkyアカウントにて本件について言及。
Steam版の『Leisure Suit Larry』は、商標を保有するCodemastersからAssemble Entertainmentが独占的なオンライン配信権(GOG.comを除く)のライセンスを取得して販売しているそうで、近年Codemastersを買収したエレクトロニック・アーツが、ライセンスの更新をしないと決めたのではないかと推測しています。
日本では馴染みの薄い『Leisure Suit Larry』シリーズ。Steam版の販売終了に向けたセールは行われていませんが、単体で買うよりもお得なバンドルが3,048円で販売されています。
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