インディーゲーム開発者のCharlotte Madelon氏は、解剖とガーデニングのメカニクスを融合し、トラウマや死、主体性といったテーマを探求する実験的アートゲーム『Biophobia』を配信しました。

女は男に乱暴される。彼女は自分の人間性を保つための最後の抵抗として、そして支配権を握るため自ら腹を割く。しかし最後までやり遂げることができないまま、彼女はあなたを待ち、目をそらさないよう求めている。
肉体は腐敗と創造の場
シェイクスピアの「ハムレット」に登場するオフィーリア、クレメンテ・スシーニの蝋人形「解体されたヴィーナス」、松井冬子の「浄相の持続」といった芸術作品にインスパイアされたという本作では、プレイヤーは女の遺体を解剖するとともに、遺体の周りに草花を植えていきます。テキストや会話はなく、象徴的なインタラクションや記憶に残るビジュアル、そして雰囲気あるサウンドを通じて語りかけてくるとのことです。

主な特徴
ユニークなゲームプレイ
直感的でありながら繊細な解剖と、心を育むガーデニングのメカニクスを融合アーティスティックなボディーホラー
人間の姿を不気味ながらも慈悲深く描いた、心揺さぶる描写を体感。血みどろの描写はないが、心に深く刻まれる美しさを放つ。サンドボックスクリエイション
様々な種から選び、自分だけの花の表現を形作る。実験的な美学
シュールなビジュアルと象徴的なデザインが融合し、従来のゲームの常識を覆す。短くもインパクトのある体験
約20分でクリアできるようデザインされている。


プレイする人を選びそうな『Biophobia』はSteamにて無料配信中です。
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