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「DEV MODE」が使えなくなる…?デザインツール「Figma」が取得した商標にゲーム開発者からも戸惑いと怒りの声

4月にThe Vergeが報じるなど問題視されていました。

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「DEV MODE」が使えなくなる…?デザインツール「Figma」が取得した商標にゲーム開発者からも戸惑いと怒りの声
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Figmaが取得した商標「DEV MODE」について、AIを利用したWebアプリ開発ツールを手掛けるLovableが同名称を使用しないように通告されたと海外メディアThe Vergeが4月に報じていました。RedditのSubreddit「r/gamedev」にてこの事が取り上げられると、戸惑いや怒りの声が多く寄せられています。

Figmaが「DEV MODE」を使用しないように通告

Figmaはアメリカの企業であり、オンラインデザインツール「Figma(フィグマ)」を提供しています。同社は2022年に日本法人の設立と、日本への本格進出も果たしており、特にウェブデザインの領域で広く活用されています。UI/UXデザインなどで特に活用されており、非デザイナーの人でも簡単にUIやプロトタイプを作り、それらを共有しながらリアルタイムで複数人が作業できるツールです。一時はAdobeが200億ドルで買収する計画もあったほどに注目を集めるサービスです。(両社合意していたものの、規制当局の承認が得られず2023年に断念。)

4月に海外メディアThe Vergeが報じたのはそんな「Figma」の機能「Dev Mode」について、AIを利用したWebアプリ開発ツールを手掛けるLovableの共同創設者Anton Osika氏が商標を理由に同名称の使用中止を通告されたと表明したという内容でした。Osika氏はその際に続く投稿で「Dev Modeは一般的な機能名」だとして不満を露わにしていました。

なおFigmaがアメリカにて商標「DEV MODE」を取得していることはThe Vergeの記事でも示されていますが、日本の特許情報プラットフォームJ-PlatPatからも国際登録されていることが確認できます。

ゲーム開発者にとっても他人事ではない?

上記のように4月にWebアプリ開発者などの間で問題視された本件ですが、5月17日になってRedditのゲーム開発者向けSubreddit「r/gamedev」にも引用されています。

「Dev Mode」という名称の機能は以前からあったという指摘や、商標として承認されたことに驚いているという戸惑いの声が寄せられているほか、Figmaに対しての怒りを見せるコメントも多くあることが確認できます。

You can no longer use the term "dev mode", figma seems to own a trademark on it and is sending cease & decist letters
byu/joyrider3774 ingamedev

登録情報を確認する限りでは、あくまで類似サービス(Figmaで作ったデータをインポートできるような後発サービスは複数存在する)に「DEV MODE」という名称を使わせないためのものであり、ゲーム開発において現実的に使えなくなる、差し止めの請求がある、侵害してしまう可能性は低いと思われます。

しかし、先般Game*Sparkでも取り上げたGMOメディアによる「スクショ」が商標登録されていた騒動など、登録以前から一般的に使われている名称が商標登録されてしまうと必要以上に敏感にならざるを得ない、というのが現代の一般的な反応でしょう。ほぼ同じタイミングで日米で同じような問題が起こっていたことは興味深いところです。固有の名称やブランド名などは正しく守られるべきですが、一般的な名称がどこまで商標として守られるべきなのかは、今後も議論を呼びそうです。

ライター:いわし,編集:宮崎 紘輔

ライター/誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

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編集/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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