
6月11日に発売されたSFアクション『MindsEye』について、開発元のBuild A Rocket Boy(以下、BARB)の設立者であるLeslie Benzies氏が、スタッフに向けて「スタジオとゲームが苦境にあるのは社内外の工作員が原因だ」と語ったと海外メディアIGNが報じています。
苦境の原因は工作員によると主張―スタッフへの状況説明が報じられる
本作は、テクノロジーがすべてを支配する架空の近未来都市を舞台にしたSFアクションです。『グランド・セフト・オート』シリーズのプロデューサーなどを務めたLeslie氏が率いる開発スタジオの新作ゲームとして期待されましたが、パフォーマンスが不安定、クラッシュが多発するといった不具合の報告が相次ぎ、ユーザーから厳しい評価を受けました。
6月13日には「プレイヤーが我々の想定したゲーム体験を得られなかったことに心を痛めている」とする声明を発表し、ロードマップを公開しています。そして6月23日には、100人以上を対象にした大規模レイオフを開始したと報じられました。
ゲームのみならず開発スタジオも苦境に立たされている厳しい状況の中、Leslie氏はスタッフに直面している問題について語り、BARBは立ち直って『MindsEye』を再始動させると断言したことをIGNが報じています。
苦境の原因については、社内外の工作員によるものだと主張。『MindsEye』の発売前には、共同CEOを務めるMark Gerhard氏がゲームとスタジオを貶めるための組織的な取り組みがあると主張していましたが、Leslie氏も同様の姿勢を見せている模様です。
『MindsEye』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)および海外PS5/Xbox Series X|S向けに販売中です。
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