SloclapのCEOであるPierre Tarno氏は、同社が手掛けたオンラインマルチプレイサッカー『REMATCH』について海外メディアEurogamerのインタビューに回答。プレイヤーも開発者も、その多くはサッカーファンではないということが明らかにされています。
「サッカーには興味ないけど、これは心に響いた」
本作は各プレイヤーが1人の選手を操作して対戦するサッカーゲーム。ファウルのないルールでスキルベースのゲームプレイを楽しむことができる本作は、発売初日にプレイヤー数が100万人に到達したことも報告されていました。
そんな本作についてTarno氏が語ったところによると、プレイヤーの中でもコアとなる層はサッカーファンではなくオンライン対戦ゲームのプレイヤーであったとのこと。それは開発者でも同様で、「開発チームの多くはサッカーに全く興味がない」と説明しています。
同氏はさらに開発プロジェクトの初期の出来事として、サッカーに興味がなかったとある開発者が社内トーナメント開催後に「サッカーには興味がないけど、これは本当に心に響いた」と話したことを明かしています。
サッカー好きゲーマーにも届くには時間がかかる
プレイヤーの多くがサッカーファンではないことの理由を聞かれた同氏は、「未開拓ユーザー層の多くはハードコアゲーマーではなく、新作への関心が薄い」と、単純にまだ本作の存在が知られていないと説明。そうしたゲームはするもののハードコアゲーマーではないユーザーのことを同氏は「『FIFA』シリーズ（現『EA SPORTS FC』シリーズ）はプレイするが、Eurogamerは読んでいない」人々と表現しています。
そうした層にも本作が広まるためには口コミや継続的なコミュニケーション、そしてアップデートし続けることが必要と、まだ時間がかかるとの見方を示しています。
『REMATCH』は、PS5/Xbox Series X|S/Windows（Steam、Microsoft Store）にて販売中で、Game Passにも対応しています。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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