Wild Bunchプロダクションは、ウェスタンパンクRPG『ARMED FANTASIA(アームドファンタジア)』の実機での戦闘シーン動画を公開しました。
『ワイルドアームズ』クリエイターが手掛ける新作の実機バトルシーンがついに公開!
本作は、金子彰史氏をはじめとする『ワイルドアームズ』に携わったスタッフが開発するウェスタンパンクRPGです。荒野化現象とカイジュウ災害に脅かされる世界を舞台に、6人のメインキャラクターが交錯する熱い冒険活劇が描かれます。
2022年8月に『シャドウハーツ』シリーズの町田松三氏らが手掛ける『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』との「ダブルキックスターター」キャンペーンを開始。終了までに1万7,000人以上のバッカーから支援を受け、総プレッジ額は目標額の4倍近くにあたる約3億7900万円となっています。
両プロジェクトは2025年3月に発売予定でしたが、開発に遅れが生じたため発売を延期することを決定しました。毎月実施していたキックスターターのアップデートを数ヶ月に1回に減らし、アップデートに費やしていた時間を両タイトルの開発や更なるパートナー探し、充実した最新情報の提供に充てる予定であると報告しています。
『アームドファンタジア』バトルの一端が明らかに
2025年8月のプロジェクト月報では、『アームドファンタジア』の実機で動作しているバトルシーンを初公開しました。動画は開発中バージョンであり、属性表示やブレイクターンなどのこれまでに発表していない要素も披露されています。
今後の開発でバトルシステムに大きな調整が実施される可能性があるほか、キャラクターモデルやエフェクト、ライティングなども更に調整される予定です。ディレクターの関谷窓氏は、精査が終わった後にあらためてバトルシステムの情報を発表する意向を伝えています。
『ペニーブラッド』側は難航中。パブリッシャーの募集も続く
『ペニーブラッド』については、これまでの開発進捗でパブリッシャー候補と交渉中であると報告されていましたが、依然としてパブリッシャーが決まっておらず、本編の製作が進行していないと町田松三氏が報告しています。
ダブルキックスターターで調達した資金は2023年の秋に尽きてしまい、その後は町田氏とアートディレクターの加藤美也子氏の自己資金を投入している状況であると説明。Backerkitで獲得した資金はゲーム完成時に分配されるため、スタジオには届いていないと述べました。
『ペニーブラッド』開発のスタジオワイルドローズは、IPの価値を少しでも向上させて一社でも多くのパブリッシャー候補の目に留まるために、オムニバス形式で物語を描く電子書籍「ペニーブラッド・インヘリターズストーリー Vo.1」を販売しています。同書籍はファンからの反響によりペーパーバック版も発売される予定です。
『アームドファンタジア』および『ペニーブラッド』はPS5/Xbox Series X/PC向けに発売予定。価格と発売日はともに未定です。







