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「イージーに下げるくらいなら辞める」―プレイヤーのプライドと難易度の問題に向き合った『The First Berserker: Khazan』開発チームの姿勢、高評価を受ける【UPDATE】

筆者は最初からイージーモードを選ぶタイプです。

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「イージーに下げるくらいなら辞める」―プレイヤーのプライドと難易度の問題に向き合った『The First Berserker: Khazan』開発チームの姿勢、高評価を受ける【UPDATE】
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2025年6月、Neopleが『The First Berserker: Khazan』の難易度名変更のアップデートを実施。Steamに投稿されたその理由を受け、海外メディアEurogamerは「ゲーム開発者はこっそりゲームの難易度を下げるような“卑怯な”マネをするのではなく、透明性を持って積極的に発信すべき」とする記事を公開しました。

「イージー」=恥? ゲームを離れてしまうプレイヤー達

『The First Berserker: Khazan』は、「アラド戦記」本編より約800年前の時代が舞台のハードコアアクションRPG。プレイヤーは反逆の濡れ衣を着せられた大将軍「カザン」となり、世界で最初のバーサーカーとなるまでの旅路を堪能できます。

6月下旬に実施されたアップデートでは、従来のゲームの難易度「イージー」を「ノーマル」に、「ノーマル」を「チャレンジ」へと名前を変更。さらに「イージー」よりも易しい「ビギナー」と、超高難易度の「ハードコア」が新たに追加されました。

本作のクリエイティブディレクター・Junho Lee氏は、難易度名変更の背景として、「ノーマル」でゲームが難しければプレイヤーは「イージー」に切替えるだろうと考えて発売したが、開発チームがデータを詳細に調査したところ、多くのプレイヤーが難易度を変えずに「ただ、シンプルにゲームをやめてしまった」ことを挙げました。

さらに、ゲームをやめてしまった理由は「プレイヤーはレベルをイージーに落とすよりは尊厳を持ってやめたいと感じているからだ」と考えたためとも説明。

このコメントを受け、Eurogamerは「プレイヤーはゲームに「イージー」モードを追加してほしい、という要望が出るたびに「イージーモード要・不要」の激しい議論がネット上に巻き起こります」とし、『Bloodborne』や『SEKIRO』のような、第二の難易度設定がないゲームを例に挙げています。

続けて、「誰かがこれらのゲームに『イージー』モードを追加することを提案するたびに、熱烈な議論が巻き起こります。人々はこうした高難易度ゲームを攻略する自分の能力を身構え、アクションRPGジャンルにおける手強いチャレンジに立ち向かえることを誇りと見なしています」と分析。

それゆえ、『Khazan』がより優しい「ビギナー」モードを用意することで、「デフォルトがチャレンジ(旧ノーマル)モードなら、ノーマル(旧イージー)に下げるのは仕方ないよね」とプレイヤーの“尊厳”を守り、ゲームを止めずに定着させる効果を実際見せているようだ、と同誌は述べています。

またEurogamerは、Lee氏とチームの調査と判断を、フロム・ソフトウェア宮崎英高氏が過去に語った「経験の浅いプレイヤーや時間のないプレイヤー向けに、難易度の低いモードを用意することはゲーム自体を壊す」というアプローチとは正反対ではあるが、そもそも最初から正しいバランスを見つけるのは難しく、Neopleが行った「開発の透明性」を評価。

続けてもっと多くの開発者がこういった話を積極的に発信すべきとし、「『バイオハザード4』のような、プレイヤーが特定のセクションで苦戦していると、何も言わずにひっそりと難易度を下げる“少し卑怯”なやり方よりは良い」と評しています。

【UPDATE2025年8月6日18時25分】誤翻訳があった部分を修正しました。ご指摘ありがとうございました。


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《ライター:稲川ゆき,編集:八羽汰わちは》

ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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