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もし自分が監督だったらもっと酷いことになっていたはずだ―Gearbox CEO、映画「ボダラン」振り返る

「コレはコレ」と割り切ってみれば楽しいエンタメ作品でした。

ゲーム文化 カルチャー
もし自分が監督だったらもっと酷いことになっていたはずだ―Gearbox CEO、映画「ボダラン」振り返る
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映画「ボーダーランズ」公式サイトより

「もし私があの映画の監督だったら、間違いなく大惨事になっていただろう」Gearbox Entertainmentの社長兼CEO ランディ・ピッチフォード氏は映画「ボーダーランズ」について、ゲーム系情報サイト「TheGamer」にそう語りました。

製作費1億ドル超えで興収は大赤字だった

イーライ・ロス監督が実写映画化した「ボーダーランズ」は2024年8月に米国で公開。ゲームファンにはおなじみのキャラ、リリスやタイニー・ティナ、タニス、クラップトラップの声などを豪華キャストが演じました。

しかし度重なる脚本家の変更と書き直し、コロナ禍での厳しい制限付き撮影環境や、金利の上昇により膨らむ予算など困難を極めた結果、製作費約1億1500万ドル(約171億円)、マーケティングと配給の予算3000万ドル(約44億円)に対し、全世界での興行収入約3100万ドル(約46億円)と大失敗に終わりました。米映画評論サイト「Rotten Tomatoes」のスコアも10%と惨憺たるものです。

Klockworx VOD公式 YouTubeより

たった一度の失敗でクリエイターを軽視すべきでない」

ドイツで開催されたイベントGamescomでTheGamerのインタビューに応じたピッチフォード氏は、映画「ボーダーランズ」を振り返って「ロス氏は監督として不適任だった」とあくまで冗談めかして言った後、監督と製作者たちを擁護し「たった一つのミスでクリエイターを軽視すべきではない」と述べました。

また「もし私があの映画を監督していたら、もっと酷い作品になっていただろう」と述べ、重ねてロス監督を称賛。「素晴らしいクリエイターやアーティスト、エンターテイナーが何かを伝えたいと思っていて、それを実現できるのは『ボーダーランズ』だけだと確信し証明できるなら、私は力を貸して後押しをしたい。必ずしも成功するとは限らないが、挑戦し続けなければならない」と語っています。

本インタビューに対して「PCGamer」は「そもそも、Gamescomの場でどうして映画「ボーダーランズ」が話題にあがったのかを知りたい」とした上で、「文字数制限を埋めるための決まり文句だらけで、締め切り直前に仕上げた映画」と酷評。もしピッチフォード氏が本当に監督を務めていたら、「面白おかしい意味で酷い作品に仕上がっていたかもしれない」と辛口コメントを残しています。


映画「ボーダーランズ」はAmazonプライム・ビデオで独占配信中です。

ライター:稲川ゆき,編集:Akira Horie》

ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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