Bad Wish Gamesはサイコロジカル・ホラー『Welcome to Doll Town』のデモ版にアップデートを加えてSteamにて再配信しました。
動く人形に拳で徹底抗戦する儚げ少女

本作は命を宿した人形たちがさまよう世界「ドールタウン」に囚われた少女「ユミ」となって、その謎を解き明かす3人称視点のホラーアクション。『サイレントヒル』や伊藤順二作品にインスパイアされたという如何にもホラーな雰囲気ながら、か弱い少女の出で立ちで襲い来る人形にその拳をもって徹底抗戦できるシュールなアクション要素も魅力の一つとなっています。
今回アップデートされたデモ版では第1章をまるごとプレイ可能で、廃墟となった商店、神社、民家が舞台となります。映画的な演出と没入感のあるホラー体験が楽しめるとのことですが、公式Xアカウントの投稿では殴り倒した人形を尻目に盛大な勝利の舞を踊るユミの様子に目を引かれました。
『SILENT HILL f』との類似性には作者も驚き隠せず

なお『SILENT HILL f』との類似性については過去に公式Discordサーバーにて作者自身も驚いていることが語られており、その際には本作が何年も前から開発を続けている作品であることを改めて示していました。ゲームの方向性の変更も検討すると語られていた本作ですが、ある意味吹っ切れたかのようなユミの煽りぶりには本作ならではの魅力がありそうです。




煽るか煽られるかの戦いとなる『Welcome to Doll Town』はPC(Steam)向けに2026年2月13日発売予定で、現在体験版を配信中です。












