
超高額でのスキン取引がしばしば話題となるValveのタクティカルシューター『Counter-Strike 2』。2025年10月23日に配信された“ミニ”アップデートにおける変更がスキン市場に大きな波乱を呼んでいるようです。
◆「秘密」スキン5個でレアアイテムのナイフやグローブをクラフト可能に
その変更とは「トレードアップ契約」に関するもの。トレードアップ契約は簡単に説明すると、レア度の低いスキンを素材にワンランク上のスキンをクラフトできるというシステムです。
10月23日のアップデートでこのシステムを使って、「秘密」レアリティのスキン×5個を素材に、ナイフやグローブをクラフトすることが可能となりました。
これまでナイフやグローブはスキンボックスからの排出率が非常に低いアイテムであったため、総じて取引額は高額に。Steamコミュニティマーケットには数万から数十万円のナイフが並び、スキンのパターンが珍しいものであれば数十万ドルに達することもありました。
ところが今回のアップデートにより、比較的値段の低い「秘密」レアリティのスキンを5つ集めるだけでナイフやグローブを入手できるという状況に。
ナイフやグローブの価値が下がることを見越した人々が次々と安値で売りに出し価格は急落。一方でクラフト素材という新たな価値を得た「秘密」レアリティのスキンは高騰するという混乱が巻き起こりました。


Steamコミュニティマーケット上では、元から高値で取引されていた「秘密」レアリティのスキンや一部ナイフなど、価格変動の影響が少ないものも存在します。しかし、外部サイトも含めたマーケット全体で見た場合の影響は大きく、スキン関連の外部情報集積サイトPriceempireはアップデート後38時間でスキン市場が30億ドル縮小(アップデート直前の総額から49%下落)したと報告しています。
◆Valveは変更の意図など明かさず沈黙守る
Valveは、10月24日にもバグ修正中心のミニアップデートを配信。市場に大打撃を与えた突然の変更に関するコメントは発表していません。











