ゲーム開発においてAIは「ツール」である―ベセスダのトッド・ハワード氏が見解述べる | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ゲーム開発においてAIは「ツール」である―ベセスダのトッド・ハワード氏が見解述べる

「創造的な考えは人間から生まれる」とも語っています。

ニュース ゲーム業界
ゲーム開発においてAIは「ツール」である―ベセスダのトッド・ハワード氏が見解述べる
  • ゲーム開発においてAIは「ツール」である―ベセスダのトッド・ハワード氏が見解述べる
  • ゲーム開発においてAIは「ツール」である―ベセスダのトッド・ハワード氏が見解述べる
YouTubeの「Fallout Day 配信 2025」より

Bethesda Game Studiosを率いるトッド・ハワード氏は、海外メディアEurogamerからのインタビューに答え、ゲーム制作におけるAI利用に対しての見解を示しました。創造的な考えは人間から生まれるものであり、AIは特に繰り返し作業において役立つツールと捉えているとしています。

AIは「ツール」

実写ドラマ「フォールアウト」シーズン2のイベントにて海外メディアEurogamerのインタビューに応じたトッド・ハワード氏は、AIについてどう考えているかを聞かれると「ツールとして見ている」と答えたとのこと。さらに「創造的な考えは、まず人間のアーティストから生まれる」と補足しています。

さらにAIは「繰り返し作業において役立つツール」とより具体的に話した同氏は、「もしあなたが10年前に戻ってPhotoshopを使ったら、そのバージョンには戻りたくないと感じるでしょう」とたとえ話をしました。

そうした見解の根底には「芸術性を守りたい。人間的な考えこそが、私達の作品を特別なものにしている」という同社の方針があることも明かしています。

一部で拒否反応はありつつも、ツールとしての利用が進むAI

ゲームにおけるAI利用としては、『フォートナイト』のコミュニティからAIアート導入への否定的な声が上がるなどユーザーの間に拒否反応が根強くあるほか、『Clair Obscur: Expedition 33』マエル役などで知られる俳優が「やめて」と強く否定した例もありました。



一方ではテイクツー・インタラクティブのCEOであるストラウス・ゼルニック氏が「AIに創造性は存在し得ない」との考えを述べたり、元ロックスター・ゲームスのダン・ハウザー氏が「AI企業が信じ込ませようとしているほどには、まだ役に立たない」と語ったりするなど、企業や開発チームを率いる立場の人物は特に創造的な部分での有用性は否定しつつも、AI利用そのものについては否定していません。

この度ハワード氏が明かしたAIについての見解も、ゼルニック氏やハウザー氏と共通しているスタンスだといえます。




ライター:いわし,編集:八羽汰わちは


ライター/誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

+ 続きを読む

編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 【2,800円→0円】長編cRPG『タワー・オブ・タイム』Steam版が数量&期間限定で無料配布中

    【2,800円→0円】長編cRPG『タワー・オブ・タイム』Steam版が数量&期間限定で無料配布中

  2. 任天堂、『パルワールド』関連のタッチスクリーン向け特許出願にも拒絶理由通知―日本特許庁が「技術的革新性なし」と判断

    任天堂、『パルワールド』関連のタッチスクリーン向け特許出願にも拒絶理由通知―日本特許庁が「技術的革新性なし」と判断

  3. 【8,800円→1,760円】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』Steam版が6月2日まで80%オフ―同接プレイヤー数も約4倍に

    【8,800円→1,760円】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』Steam版が6月2日まで80%オフ―同接プレイヤー数も約4倍に

  4. 『キングダムカム』開発スタジオが「ロード・オブ・ザ・リング」オープンワールドRPGを開発中!『キングダムカム』の新プロジェクトも進行と発表

  5. 『ウィッチャー』スピンオフ作品『Project Sirius』は現在も開発進行中か。リードライターに『Destiny 2』「最終形態」開発者が就任

  6. アクションRPG続編『Lords of the Fallen II』Epic GamesでのPC版独占契約解除を発表。Steam版が2026年リリースの可能性も?

  7. 『フォートナイト』オーストラリア除く世界中のApp Storeで配信再開―Epic GamesはAppleの手数料や規制対応に改めて異議

  8. スクエニがゲームコンテストを開催―賞金総額なんと10億円!?受賞作品のパブリッシングを全面的に支援

  9. 【3,173円→0円】16世紀カリブ海で遭難する1人用オープンワールドサバクラ『Survival: Fountain of Youth』Amazonプライム会員向けに無料配布!

  10. ユービーアイ『ファークライ』『ゴーストリコン』『アサクリ』で次年度以降は巻き返し見込み―戦略的リセットにともなう減収など言及の決算発表

アクセスランキングをもっと見る

page top