アニメやゲームの定番ジャンルのひとつに「ロボット」があります。創作物のロボットは巨大な搭乗型、意志を持つような自立型、マスコットのような可愛いタイプなど多彩な種類があり、いずれも違った魅力を持っているものです。
ゲーマーのみなさんに古今東西の素敵なロボットゲームを紹介する企画、それが【ゲムスパロボゲーカタログ】です。今回取り上げるのは、現在Steamにてオープンテストを実施中のハイスピードメカアクション『OMEGA PHENEX COMMENCED PROJECT SIX(以下、オメガフェネクス)』です。
『AC』好きが開発する高速戦闘ロボゲー!
『オメガフェネクス』は、サークル・するめ工房が開発を手がける作品。するめ工房を率いる、するめまんじゅう氏はCGデザイナーとして活躍していて、長年をかけて本業をしながら個人開発しています(サークルは開発1名、運営1名という体制)。
『アーマード・コア フォーアンサー』などの作品に影響を受けたという本作は当初、『PROJECT SIX(仮)』という名称で2018年に発表されました。
同氏は元々『アーマード・コア』の同人ゲーム制作を考えていて、その時代からの制作を換算すれば、なんと開発期間は10年を越えるという、情熱あふれるゲームです。
そんな『オメガフェネクス』の舞台となるのは、数世紀前に発見されたアトランティス大陸。そこでは強力な自律兵器「フェロクス」が徘徊しています。
人類はフェロクスが大陸外、つまり自分たちの世界へ侵攻してくる危機を防ぐべく、超国家的組織IUMを設立。アトランティスの技術を解析して、作り上げた人型探査機「イカルス」を配備して任務に就かせています。
プレイヤーは、多額の報酬にて雇われるイカルスの非正規パイロットとなり、さまざまなミッションへと挑むことに。
海面スレスレから雲海まで一気に駆け抜ける圧倒的な機動力を持つイカルスは、武器や装備の自在なカスタマイズが可能です。アクション面ではブーストゲージ消費量や旋回速度、エイムなどの要素が遊びやすく、幅広い層が高速戦闘を楽しめるようになっています。


また、2025年12月には2027年にリリースすると発表されました。
そして2026年4月には「INDIE Live Expo 2026.4.25」にてオープンベータテスト開始を宣言し、テスト開始から5日で参加者4.5万人、ウィッシュリスト登録者10万人を達成。なお、ゲームはBOOTHにて「ALPHA version」も配信されています。
高速機動メカ「イカルス」を操れ!
今回プレイしたのは、そんなオープンベータテスト版。こちらでは、序盤の5ミッションを体験可能です。
オープニングでは主人公が非正規パイロットに志願した際の回想が流れ、そのままチュートリアルミッションがスタート。最初のミッションは新兵の訓練も兼ねていて、ルートを外れたドローンタイプのフェロクスを排除するというものです。
ここではブーストを利用した空中機動や急降下などの移動方法、ロックオンを含めた武器の扱い方などを学びながら、次々と現れるドローンを順調に排除していきます。
武器は弾薬制でリロードも必要なので、硬い相手や多数の敵と戦う際には弾数管理も重要。最後には想定外の巨大な敵も登場し、回避などを駆使しつつ撃退したところで、最初のミッションが終了です。





無事に初戦を生き残った主人公は、報酬を与えられイカルスのガレージへ。ガレージでは新しい武器などの装備をカスタマイズできるようになり、まずは左手用の武器を購入します。
そしてカスタマイズ後は新たなミッションへと向かい、生き残って報酬を獲得して、さらにカスタマイズ……そうして新兵は鍛えられていくのです。
ミッションが進んでいくと、シールドなどの新たな操作や、イカルスのさらなるカスタマイズ要素もアンロックされていきます。ミッションの説明も実に丁寧で、雰囲気抜群のカットシーンや通信のボイスもあるため、新兵であるプレイヤーが世界に馴染んでいく物語も堪能できますよ!





チューンで理想の機体づくり
ゲームが進めば、ガレージでイカルスの「チューン」ができるようになります。チューンはショップで購入したパーツを組み込み、マシンの基礎性能をアップさせるもの。
プレイヤーはコスト内で自由にパーツを組み合わせて、自分のイカルスを好みのスタイルにカスタマイズ可能です。
チューンパーツは部位ごとに“AP(装甲)強化”、“装弾数アップ”、“ロックオン数増加”などの種類が用意されています。当然強力なチューンパーツほどコストも高いですが、現時点のビルドでは、かなりの数のパーツを組み込めるようなコスト上限です。またガレージでは機動テストも行えます。



イカルスは頭・胴体・両腕・両脚の4箇所を換装可能で、両腕と両肩に4つの武器が装着できます。ボディパーツには機動型やバランス型などの個性があり、見た目も大きく変わります。
個性を特化させるのか、弱点を補うのか。チューンの幅の広さもあり、カスタマイズにはプレイヤーの好みを反映しやすくなっています。
またパーツ性能の表記がわかりやすく、機体の特性やスタイルの変化を確認しやすいのも嬉しい部分。もちろんプリセット機能があるので、複数のスタイルの機体を作って保存することもでき、パーツペイントもできるので、見た目も趣味に走れますよ!




高速戦闘の楽しさを味わえる
実施中のオープンベータテストで遊べるミッションでは、多数のドローンやヘリ、IUMから離反したバンディットのイカルス、設置型の巨大な砲台など、さまざまな機体と対決することになります。
本作では、ブーストを活かした空中での高速戦闘が基本。ロックオンして派手にミサイルを撃ち込んだり、機動力で接近してショットガンやブレードで制圧したり、障害物を利用して攻撃を回避したり、状況と装備に合わせていかに有利を取るのか、という戦略を考えることも大切です。




当然ながら、敵陣で足を止めれば集中砲火を浴びてしまいます。
そのため、戦闘中は常にブースト移動している状態ですが、本作の特徴である“慣れていない人でも触りやすい高速戦闘”を実現している、ブーストゲージの消費量の少なさや操作性の良さで、スピーディーかつ派手な戦闘を存分に味わえるようになっています。
戦果を上げていくことで使用できる「オーバードライブ」では、一時的に機体性能を上げるだけでなく弾薬の回復も可能。遠くの目標に向かって高速移動できる「エクシードブースト」などの機能もあり、戦闘でさまざまなストレスを感じさせません。




もちろんストーリー的にも簡単なミッションから突如現れる謎の機体、先輩パイロットとの交流などの“お約束”が満載。フリーミッションに新たな装備で挑んだり、さまざまなイカルスとのデュエルを楽しんだり、色々なコンテンツも用意されています。
オープンベータテストでは最後に“強い引き”も待っているので、この先の展開も気になります。そして、最終ミッションクリア後には色々なパーツもアンロックされるので、これも楽しい……!




オープンベータテスト開催中の『オメガフェネクス』では、スピード感と操作性の良さを両立させた快適な高速戦闘が見どころ。
メカのカスタマイズ要素もわかりやすく多彩で奥深く、プレイヤーのスタイルの好みを反映させることも可能です。本編でパーツが増えることで、さらにカスタマイズ性がアップするのが楽しみです。
メカデザインの格好良さもおすすめしたいポイント。ボディパーツは色々な機体があり、どれを組み合わせても違和感を感じさせない絶妙なデザインになっている印象です。
チューンである程度個性や弱点をサポートできるようにもなっているので、思う存分自分の理想を目指しましょう!


2026年6月25日まで開催されるオープンベータテストは、Steamストアページの「Playtestに参加」から始められます。公式ではプレイ後のアンケートなども募集していて、今後の方針なども公開しています。
作り手の情熱をたっぷりと感じる『オメガフェネクス』、2027年のリリースが本当に楽しみです。
【UPDATE2026年5月19日9時9分】記事中のゲーム内用語について、誤表記を修正しました。















