
もうすぐ世間ではバレンタインデー!バレンタインといえばチョコと愛情……ではなく、新作の協力型ホラーアドベンチャー『REANIMAL』で恐怖をシェアするべきです。本日2月13日に発売となる本作の完成披露会が、東京・恵比寿ガーデンルームにて開催されました。
『リトルナイトメア』シリーズを手掛けたことで知られるデベロッパーTarsier Studiosが開発を担当し、THQ Nordicがパブリッシングを担当する本作。タレントのゆうちゃみさん、お笑いコンビ「アインシュタイン」のお二人が登場し、本作の世界や協力プレイを体験した披露会に招待していただけたので、その様子をお届けします!
また、イベントの後にはTarsier StudiosのナラティブディレクターDavid Mervik氏、プロデューサーのAndreas Johnson氏へのインタビューも実施しています。ぜひ最後までチェックしてみてください。
笑いあり、悲鳴ありの企画で『REANIMAL』を体験!完成披露会が開催
『REANIMAL』はTarsier Studiosが開発するホラーアドベンチャー。『リトルナイトメア』『リトルナイトメア2』を手掛けたことでも知られる同スタジオの新作で、姉弟が行方不明となった仲間を探し、故郷の島から逃げ出す物語が描かれます。
ダークで不気味な雰囲気のゲームプレイは臨場感たっぷりなほか、時には姉弟が力を合わせて先に進んでいく協力プレイなども特徴です。Game*Sparkでは本作のレビュー記事も掲載していますので、こちらもあわせてご確認ください。
会場では本作のトレイラーが放映された後、Tarsier StudiosのナラティブディレクターDavid Mervik氏が登壇し、本作のプレゼンを行いました。『REANIMAL』は「恐怖を分かち合う(Share the Scare)」をテーマに、誰かと一緒に緊張感や恐怖を“共有”するゲーム体験を意識してデザインしたことが語られました。
会話や連携などのコミュニケーションが本作をプレイするうえでの大きなカギで、二人でひとつの画面を共有しながら進んでいくカメラワークなど、こだわりのポイントも紹介されています。


続いて、ゲストであるタレントのゆうちゃみさん、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹さん、河井ゆずるさんが登場。
本作のカギである「協力」について尋ねられると、ゆうちゃみさんは妹のゆい小池さんとテンションを高め合う仲良しなエピソードを披露し、アインシュタインのお二人は漫才での掛け合いを協力プレイの例に挙げていました。


「ホラーゲームの仕事と聞いて、こいつ(稲田さん)で仕事をいただいたんだな」と早速のイジりで会場を暖めつつ、三人のゲストが『REANIMAL』をテーマにしたさまざまな企画に挑戦しました。
まず最初の企画は、本作に登場するキャラクターの名前を考えるというもの。スクリーンには豚のクリーチャーとバケツを被ったキャラクター(Bucket)が映し出され、それぞれが手持ちのフリップで回答しました。


ゆうちゃみさんは「ぶうちゃみ」「ばけちゃみ」と“ちゃみ一族”の命名をみせたほか、稲田さんは豚のお腹が縫合されている点に着目し、「腹渡辺謙さん」「バケツ被り村架純さん」と、どこか聞いたことのあるようなネーミングを披露。
河井さんは2番手で発表したかったと漏らしつつ、「丸腸丸出しちゃみ」「虚無僧ちゃみ」と“ちゃみ一族”の名前をこちらも解答していました。


続いては本作に登場するキャラクターを、記憶を頼りに協力して描くお絵かきにチャレンジした三人。短時間でキャラクターの特徴を覚えつつ、ゆうちゃみさんのサポートのもとアインシュタインのお二人が挑戦しました。
稲田さんは長い髪やランタン、お面など「The Girl」の特徴をしっかりと再現した一方、河井さんの描いた味のある「The Boy」は“5点”という結果に。コスプレイヤーも登場し、答え合わせが行われました。



最後の企画では本作のホラー要素に着目し、画像の後の展開を予想するチャレンジも行われました。映し出されたシーンは棚が並ぶ倉庫のような場所で、トランクからはクリーチャーの姿や手がぶら下がっています。
稲田さんは「棚の下から古いルンバが出てくる」と回答し笑いを誘ったほか、河井さんはトランクに着目し、「トランクからばけちゃみと腹渡辺謙さんが出てくる」と、見事な伏線回収(?)を披露。さらに、ゆうちゃみさんは「めっちゃ稲田さんが出てくる」と恐怖展開の解答をみせました。


チャレンジ企画で三人の連携力を確認した後は、実際にゆうちゃみさんと稲田さんが『REANIMAL』をプレイ。工場のステージでは片方がレバーを操作して機械を止めている間に、もう片方が先に進んで道を作るなど、本作ならではの協力プレイ要素を体験しました。
また、プレイを見ていた河井さんは本作のサウンドが作り出す雰囲気や臨場感にも注目。ロッカーやトイレからクリーチャーが出てきたり、部品を拾った後でクリーチャーに追いかけられたりする場面では、悲鳴や驚きのリアクションをするなど、ホラーゲームとしてバッチリの反応もみられました。



見事にデモプレイのチャレンジを達成した三人には、MCの吉﨑智宏さんよりメダルが授与されました。体験したゆうちゃみさんや稲田さんは役割分担の相談などコミュニケーションが重要としつつ、協力プレイの楽しさをコメントしたほか、進め方などプレイヤー同士の“性格が出る”面白さも挙げています。
稲田さんはホラー要素や協力プレイという点から、男女でプレイすると「吊り橋効果がある」のではと言及。一緒にプレイしたゆうちゃみさんに対して「タイプではない」と一方的に振り、会場では笑いが起こりました。
プレイを見ていた河井さんは逆にゆうちゃみさんに振られてしまいましたが、本作をプレイしてみたくなったとコメントをしました。



『REANIMAL』で描くテーマや、協力プレイのコンセプトに迫る―Tarsier Studios開発陣にインタビュー!

イベントの後には、Tarsier StudiosのナラティブディレクターDavid Mervik氏、プロデューサーのAndreas Johnson氏への合同インタビューも実施。お二人には『REANIMAL』の持つテーマや、「恐怖を分かち合う」ゲームプレイのこだわりを語っていただきました。
ーー『REANIMAL』全体を通して、作品が持つテーマなどはあるのでしょうか。
Tarsier Studios:私たちがこのゲームで一番伝えたいテーマは、「暴力」に関するテーマです。「暴力の源はどこにあるのか」や、「暴力によってどういう反響があるか、どんなことが起こるのか」といったことに言及したいと思っていました。

ーー本作では『リトルナイトメア』と異なり、孤独な主人公ではなく仲間たちが登場します。その意図などはあるのでしょうか。
Tarsier Studios:本作の最初のアイデアは、「数人の孤児が、恐ろしい場所から脱出する」というものでした。そのコンセプトに開発チームが共感し、新しい何かを作り上げられると感じたことで開発がスタートしています。
家族や自分のルーツから切り離された孤児たちが、新しい家族や道を見つけるというテーマは興味深く、スタジオとしてもアートやストーリーなど、あらゆる面で進化できたと思っています。
ーー『リトルナイトメア』シリーズの開発で知られるTarsier Studiosですが、本作でホラーを表現するにあたって意識したポイントなどはありますか。
Tarsier Studios:いくつかのアイデアがありましたが、『リトルナイトメア』よりももう少し、悲惨で暗い話を描きたいと思っていました。そこで、孤児というテーマにも着目しました。
二人プレイのゲームを作る時に危惧していたのは、「二人でいることで恐怖心が薄れてしまう」ということです。その状況を逆手に取り、緊張感や怖さを増強するようなデザインを意識し、二人でのホラー体験を表現しています。

ーー本作ではキャラクターやクリーチャーのビジュアルや、旧共産圏の雰囲気を感じれるような風景などが印象的ですが、モチーフやモデルはあるのでしょうか。
Tarsier Studios:ロケーションに関しては特定の場所をモチーフにしたわけではなく、テーマをベースにエリアを作りました。脱穀機など、自然の中に産業が絡み合うギャップを見せたいと考えていました。また、孤児院という本来なら安全な場所でも、その裏に隠された暴力や不安な気配などを感じて欲しいと思ってデザインしています。
ビジュアルについては、キャラクターはウサギやカカシなどのマスクで顔を隠しています。顔を隠すことには意味があり、キャラクターに興味を持ってもらえるような工夫があるほか、被りものは別のテーマとも紐付けられています。

ーー先行プレイをしましたが、クラッシュしてしまう場面が多くみられました。作品のリリース後、ゲームプレイの最適化などアップデートの予定はありますか。
Tarsier Studios:ネットワーク関連や不具合の修正など、これから調整していく必要があると認識しています。近い内にパッチを配信する予定があり、さらなる最適化についてもこれから行っていきたいです。

ーー壁を登る際や、扉を移動する際に、姉弟で呼びかける姿が印象的でした。協力アクションを作るにあたって、大切にしたゲームデザインについて教えてください。
Tarsier Studios:本作では画面分割ではなくひとつの画面で二人のキャラクターを操作していきますが、カメラワークなどの課題もありました。一人がドアや窓を開けて手を伸ばし、もう一人を呼ぶといったデザインは実用的な解決策で、作品の雰囲気を作るのにも役立っているはずです。
『REANIMAL』では『It Takes Two』のように二人で協力して大きな仕掛けを突破していくことよりも、「一緒にいる雰囲気を楽しむ、怖がる」「お互いを必要としあう」部分が肝になっています。

ーー最後に、プレイヤーに伝えたいメッセージはありますか。
Tarsier Studios:ぜひ、カウチやソファで一緒にプレイしてください!一緒に見ていく、一緒にプレイすることは、別々で遊ぶよりもエネルギーが全然違います。映画館でホラー映画を見て、一緒に驚く雰囲気を、このゲームを通して皆さんに体験してほしいです。
このゲームは結構悲惨なこともありますが、それも二人で一緒に楽しんでほしいと思っています。
ーー本日はありがとうございました!Thank You!
『REANIMAL』は、PC(Steam、 マイクロソフトストア)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ2向けに、2月13日発売です。
【機材協力】(五十音順・敬称略)
ASUS JAPAN株式会社(ROG Xbox Ally X、ROG Xbox Ally)
株式会社KOMODO(Steam Deck)
株式会社サイコム(Silent-Master NEO Z890)
株式会社JAPANNEXT(JN-IPS27FHDR240-N)














