ソニー・インタラクティブエンタテイメントは、サンディエゴスタジオが手がける野球ゲームシリーズ最新作『MLB The Show 26』(英語版)を、PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2026年3月17日にリリースしました。カバーアスリートはアーロン・ジャッジ選手が務めます。
今作が目指したのは”これまでにない方法で自らの足跡を刻む体験”というもの。高校時代から始まり、昨日の自分を超え、やがて偉大なキャリアに到達するまでの精進を続ける旅路が大きなテーマの中で、ジャッジ選手の歩んできた偉大な道のりがピッタリのものだったようです。
ゲーム内では、1人の野球選手としてのキャリアを描く「Road to the Show」、選手カードを集めて理想のチームを作る「Diamond Dynasty」、GMとして球団を成長させていく「Franchise」などお馴染みのモードを搭載。さらに、本作では先日開催されたWBCに関連したコンテンツも多く登場しています。
本稿では、シリーズ最新作『MLB The Show 26』(英語版)のプレイレポートをお届け。なお、本稿における体験プレイのためのソフトはSIEより提供を受けています。
複数の操作モードで多彩なプレイスタイル!
『MLB The Show』シリーズでは、打撃や投球、守備などに複数の操作スタイルが用意されています。ゲーム開始時にはチュートリアルを含めてそれぞれのプレイスタイルの確認やテストも可能で、プレイヤーの遊びたいように組み合わせることもできます。
今作の打撃ではカーソルを移動させる「Zone」、打球方向を指定する「Directional」、タイミングを合わせる「Timing」に加え、球のコースに合わせてバッティングエリアを変更する「Big Zone」が登場。タイミングとスイングの位置を考える必要があり、より直感的なバッティングが楽しめます。


また、ピッチングでは試合中に溜まっていくゲージで使用できるシステム「Bear Down Pitching」が、大きな意味を持っています。これは投球の精密性を大きく引き上げるもので、重要な場面で三振を狙う時にも重宝します。1試合で使える回数は多くないので、ここ一番で使用するのに効果的です。
試合中は判定に対するチャレンジも可能で、もちろんCPUも使って来ます。同シリーズは観客の歓声やBGM、リプレイ演出も大きな魅力なのですが、しっかりと状況に応じて盛り上がりも変化するのもポイントです。偶然かもしれませんが、チャレンジでコースの端をかすめて判定が覆ったときは大歓声が響いて嬉しくなりました。


操作モードやゲームプレイに関しては、設定モードで一通り触ってみて一番遊びやすいのを選ぶくらいで構いません。基本的な難易度選択もできますし、腕前の上達に応じてCPUの能力も上がっていく設定も可能なので、まずは気軽に遊んでみましょう!


目指せ伝説のメジャーリーガー
本作のメインモードの1つである「Road to the Show」では、プレイヤーが高校野球での有望選手から始まり、やがて偉大なメジャーリーガーとしての伝説に到達するまでの旅路を楽しむことができます。今作では新たに高校から進学できる大学の種類が11種類増え、プロ入りまでの道も拡張されています。
プレイヤーの分身となる選手は投手・打者・二刀流が選択可能。さらに男性と女性を選ぶこともできるので、メジャーリーガーとして活躍する女性の二刀流選手としてドラフトで指名を受けることも、最優秀選手賞を獲得することも夢ではありません。


ゲーム内では、毎週のスケジュールの中で試合やトレーニングを行いながら、そのキャリアを伸ばしていきます。選手としての能力はもちろん、フォームや使用するバットやグローブなどの道具などもカスタマイズして、プレイしていくことで理想の選手像を作りあげていくことができるのです。
さらに知り合ったコーチやマネージャーに連絡して、自分の進路やトレーニングについて相談することも可能です。ただし、成績や評判に関するイベントはそれなりに発生するものの、決して選択肢が多い自由度の高いイベントが楽しめる、というわけではなく、さまざまなチームと対戦しながら一流選手への道を目指すモードに近いと思います。


もちろん学生からドラフト指名され、己を鍛えつつマイナーリーグからメジャーへの道を目指すという「スターへの道」のシミュレーションとしては最高に楽しめますよ!

2つのモードで目指せ最強のチーム
「Diamond Dynasty」では、新旧野球選手のカードを集めて自分のオリジナルチームを作り上げることができます。また、今作では高レア選手の登場成長システムの変更、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の要素がこのモード向けに実装され、より幅広い遊び方が可能です。
選手カードはチャレンジやゲーム内マネー購入などで入手可能で、特別なパックもたくさん用意されています。日本人選手も大谷翔平選手やダルビッシュ有選手はもちろん、岡本和真選手や村上宗隆選手も使用可能。さらに、今作では多くのWBCに出場した日本人選手も登録されています!


ミニシーズンや陣取りゲームのようなコンクエスト、ボードゲーム風のダイヤモンドクエストなど豊富なゲームモードもあり、気軽でもじっくりでも遊べる要素が満載。育成でじっくりも、気軽にドラフトで最強チームを目指すこともできます。もちろんマルチプレイも可能で、どのモードも遊びごたえたっぷりです。
「Franchise」はGMとしてチーム運営を行っていきます。モード中は試合をプレイせずにシミュレーションとして楽しむことも可能で、設定で重要な場面をプレイすることもできます。ドラフトやトレードなど選手の獲得や管理も重要な仕事で、特に今作ではトレード部分がわかりやすくなっています。


ただ本作はどうしても英語でプレイすることになるので、細かな部分は少し難しくなってしまうかも知れません。
遊び尽くせないほど豊富なモード
『MLB The Show 26』では、上記以外にも基本的な対戦やオンライン、ホームラン競争、球場クリエイトなどの豊富なモードが多数用意されています。対戦モードでは今のスタイルだけでなく、シリーズの懐かしい雰囲気でゲームをプレイすることも可能です。
また、メインモードのひとつ「Storylines」は米国野球の歴史を学ぶもの。現行シリーズでは、かつてアメリカに存在したアフリカ系アメリカ人の野球リーグ【ニグロリーグ】で活躍した選手にフィーチャーしています。シーズン4ではアメリカ野球殿堂にも選出されたロイ・キャンパネラ選手など5人の偉大な足跡を体験できます。

このモードでは、残された映像やニグロリーグ博物館の館長を務めるボブ・ケンドリック氏のナレーションなどをまじえたストーリーが流れます。各ストーリーでは規定回数のヒットや打点を獲得するゲームプレイも楽しめ、クリアすることでストーリー進行とともにアイテムもアンロックされていきます。
今回の選手の中では、ニグロリーグで活躍した女性プレイヤーのメイミー・“ピーナッツ”・ジョンソン選手なども特徴的です。公式サイトによれば、今後さらにピックアップされた選手も増えていくということなので、こちらも非常に楽しみです!

シリーズ最新作『MLB The Show 26』では、前作をさらに強化した数々のコンテンツを体験できます。「Road to the Show」は気軽に楽しめる野球ゲームとしても優秀で、少しずつ能力を上げながらメジャーリーグの一流選手に挑んでいく過程をたっぷりと楽しめます。
「Diamond Dynasty」はWBC要素が登場し、先日の大会でも活躍したたくさんの選手が登場します。選手の数が増えることはシンプルに選択肢が増えることでもあり、日本人選手がメジャーリーガー以外も出てくることは、やはり同じ日本人として嬉しく思えます。
一方で、今作ではゲームを更に遊びやすくなる改善や新機能はあるものの「今作ならでは!」という要素は少し物足りない印象を受けます。もちろんゲームとしての面白さや演出などの完成度が高いので、最新データのメジャーリーグ体験を楽しめるという意味では十分おすすめできる内容です。

ただ、やはり英語なので多くの日本人にとっては一部のモードが遊びづらいのは否めない部分です。「Storylines」は映像があるのでまだ理解できるところがあるのですが、せっかくの「Franchise」は説明が多すぎて、リーグのルールを含めてかなり難しく感じます。望めるならば、日本語で遊びたいというのは素直な感想です……!

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