ビデオゲーム風の演出を取り入れた、暗号資産プラットフォームCoinbaseのCM「Your Way Out」に関して、映像監督を務めたオースカー・ハドソン氏へのインタビュー動画がFrame SetのYouTubeチャンネルで公開されました。
色使いやセット、様々なこだわり感じさせるCM制作背景が語られる
ハドソン氏とは、コメディー映画「Straight Circle」やニューヨークADC賞に輝いたAir PodsのCM「Bounce」を手掛けた映像監督です。先日公開されたCM「Your Way Out」は、キャラクターがビデオゲームの世界から現実世界まで飛び出すまでを描いており、一見ローポリのCGに思えるものの、衣装からセットまで現実世界で撮影していることから注目を集めました。
今回のインタビューでは同CMの裏側に迫るものとなっており、その制作手法などが監督より語られています。

インタビューから一部抜粋すると、制作にCGによるアニメーションを採用しなかったのは“そんなに面白くならないだろうから”というだけでなく、“男がゲーム世界から自由になる”という脚本を伝えるにあたり、実際の世界でビデオゲームを再現することが正しいアプローチであると直感。“ある現実から別の現実へと融合させるにはこれ以外の方法は考えられなかった”そうです。

キャラクターの動きに関しては、“ゲームやゲーム内の動き”をリサーチした上で、振付師と共に作り上げており、“人間らしさがありつつも憂鬱で、ゲームを想起させる一方、特定の作品の模倣にならないよう目指した”としています。
また特に最も影響を受けたゲームはPS2のアクションゲーム『The Getaway -ゲッタウェイ-』であり、ロンドンを舞台にした同作の一見グレーで憂鬱でありつつも色彩豊かな色使いが、映像の“非現実的さ”構築の参考になったようです。

衣装に関しても、表面にボタンやネクタイなどを印刷したものを採用しているほか、ゲーム風にするため“プロポーションをわざとズラす”手法を取ったことなどが語られています。









