ぶっ飛んだサイケデリックな世界と射撃とパリィの高速戦闘で脳が痺れるスピードランFPS『TAMASHIKA』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ぶっ飛んだサイケデリックな世界と射撃とパリィの高速戦闘で脳が痺れるスピードランFPS『TAMASHIKA』プレイレポ

インディーらしい尖った魅力がぎっしりと詰め込まれたFPSです。

連載・特集 プレイレポート
ぶっ飛んだサイケデリックな世界と射撃とパリィの高速戦闘で脳が痺れるスピードランFPS『TAMASHIKA』プレイレポ
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圧倒的なグラフィックやエフェクトで魅せるAAAタイトルとはまた違った、個性的で独自の魅力を持つのがインディーゲームの良さです。

今回プレイレポをお届けする『TAMASHIKA』は、画面を見た瞬間に良い意味で「これはやばい」と思わせてくれる作品で、サイケデリックでどこか“ぶっ飛んだ”世界観のなかに、インディーらしい尖った魅力がぎっしりと詰め込まれていると感じました。

プレイレポにあたり、パブリッシャーのEDGLRDより提供を受けています。

疾走感が凄まじいサイケデリックFPS

本作は、サイケデリックなビジュアルが強烈なインパクトを与えるハイテンポなFPSです。

感覚的には名作インディーFPS『Post Void』に近い作品で、プレイヤーが使うのは銃とナイフのみ。やること自体はかなりシンプルで、一本道を進みながら敵を撃ち、近づいて来た敵はナイフで対処し、一部の敵にはパリィで攻撃を捌いて倒しながら前へ前へと進んでいきます。

シンプルではありますが、ただ撃つだけで突破できる場面ばかりではありません。パリィやナイフでのアクションではしっかりと反応速度が求められ、失敗すると一撃で敗北してスタート地点からやり直しになります。

いわゆる死にゲー的な側面を持つ作品ではあるのですが、リスタートのテンポ感が非常に良く、気付いたら思っていたより時間が過ぎていたという感覚に陥りました。

近年のFPSは、複数の武器種、さまざまなスキル、成長要素などで遊びの幅を広げるものも多いですが、『TAMASHIKA』はむしろ逆です。余計なものを削ぎ落とし、純粋にプレイヤーの反応速度や判断能力、そして敵を撃って走り抜ける爽快感を追求したような作りになっています。

最初のうちは、この独特な世界観に少し戸惑うかもしれません。画面には謎の日本語が飛び交い、すべてが極彩色でかなり派手。世界そのものが常に脳を揺さぶってくるような感覚があります。

しかし不思議なことに、集中して遊んでいるうちに徐々に世界に没入し、「ここに敵がいるからこう動けばいい」「ここは先にこちらの敵を倒して、パリィのために備える」といったように思考が巡る独特な感覚になっていきます。

また、本作はスピードラン的な楽しさをかなり強く感じました。ただクリアするだけでなく、より速く、よりスムーズに、より無駄なく駆け抜ける。少しずつルートや立ち回りを覚え、自分の動きが洗練されていく感覚には中毒性があり、すべてが上手くいってクリアしたときの気持ちよさは格別です。

ステージは毎日変化する仕様になっているとのことで、新たな立ち回りを考える楽しみが飽きさせない工夫として用意されています。この“毎回同じではない”という点も、本作の中毒性を高めている要素のひとつでしょう。

もちろん、人を選ぶ部分もあります。世界観のクセはかなりありますし、やって覚えるタイプのゲーム性です。最初の数分で「合う」「合わない」がある程度分かれるし、パリィを含む独特のテンポに慣れるまでは難しさが先に立つ場面もあるでしょうが、そういう“尖り”もインディーらしさなのではないでしょうか。


本作は、サイケデリックで強烈なビジュアル、射撃とパリィを軸にした高速戦闘、そして何度も挑戦したくなるスピードラン的な中毒性を持つ非常に魅力的な作品です。

インディーゲームらしさ全開の尖った個性と、気持ちいいゲーム体験を突き詰めたような1本で、見た目のインパクトに惹かれた人はもちろん、短時間で濃い達成感を味わいたい人、難易度の高いゲームに何度も挑戦しクリアしたときのあの感覚が好きな人には特に刺さりそうです。

TAMASHIKA』は、4月11日にPC(Steam)/PS5/Xbox SeriesX|S/ニンテンドースイッチにて配信されます。

ライター:タケダだいゆう,編集:みお

ライター/ドット絵描きライター タケダだいゆう

ドット絵を描いてゲームを作るライター。趣味が増えすぎてゲーム制作の手が止まることが悩み

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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