2026年4月23日、スクウェア・エニックスより『パラノマサイト』シリーズ初の公式設定資料集、「パラノマサイト FILE23 本所七不思議/FILE38 伊勢人魚物語 公式設定読本」が発売されました。
登場人物のプロフィールや行動チャート、ストーリー解説、画稿や初期案といった初公開情報が満載の一冊。さらに、ディレクターの石山貴也氏、プロデューサーの奥州一馬氏、キャラクターデザイナーの小林元氏、サウンドコンポーザーの岩崎英則氏によるスペシャル対談も収録されています。
キャラクターデザイナー・小林元氏によるメインキャラクターの証明写真風描き下ろしイラストは、見ているだけで楽しくなる素晴らしい表紙です。設定資料集の表紙が描き下ろしというだけでも、"手元に置きたい"と思わせる一冊としての点数はすでに高め。正面をまっすぐ見る人もいれば、笑顔だったりポーズを決めていたりと表情は様々。しかも、真正面で無表情ぎみに映る人が数人いても同じ表情にはなっていません。この表紙だけで、小林元氏の描き分けの幅を感じられます。

プロフィールでは、時代背景を絡めた略歴や資質評価、主な人間関係に事件当日の行動、そして「ここだけのこぼれ話」まで読むことができます。

筆者はどちらの時代も知らない世代なので、当時の出来事と照らし合わせながらキャラクターの略歴をたどれるのは「そうだったのか」と思えました。なかでも資質評価ではキャラクターの価値基準や傾向が改めて分かるので、つい好きなキャラクターのページから先に開いてニヤニヤしてしまいます。
「ここだけのこぼれ話」は、キャラクターの意外な一面や気になっていた部分に触れることができ、キャラクターへの愛着が深いほど嬉しい情報が詰まっています。特に2作目の霧生双奴はあまり自分の事を語らないので、「こぼれ話」で初めて知る可愛らしい一面には微笑ましい気持ちになりました。

ストーリーチャートは各区切りにゲーム画面が添えられており、眺めるだけで物語の記憶がよみがえります。墨田区「本所」や伊勢志摩と「亀島」など、舞台となった地を登場人物の発言や心の声とともに振り返れるので、聖地巡礼マップとしても使えるかも……!?
画稿には、キービジュアルやSNS用イラスト、キャラクター設定画が小林元氏の解説とともに収録されています。ラフや没デザイン、初期案なども添えられており、解説と合わせてイラストのコンセプトや制作過程の紆余曲折をたどることができます。設定資料集の醍醐味は「初期案や没デザインから、現在の姿に決まるまでの変遷を追えること」にあると筆者は考えているのですが、本書はその点をしっかりと押さえた内容でした。

スペシャル対談「制作座談会」では、2作目の『FILE38 伊勢人魚物語』を中心に、開発にあたって苦労したことや注目してもらいたいポイント、制作初期のエピソードに、開発陣に聞いた12の質問、好きなシーンなどなどこれまた貴重な話が盛りだくさん。シナリオやキャラクターデザインだけでなく、音楽面の話が読めるところも嬉しい対談です。
抽選で3名様にプレゼント!
Game*Sparkではこの度、スクウェア・エニックスさまからご提供いただいた本書を、抽選で3名の方にプレゼントします。
応募方法は、Game*Spark公式Xアカウント(@gamespark)をフォローのうえ、対象ポストをリポストするだけ。応募締切は2026年6月24日(水)23時59分までです。
『パラノマサイト』シリーズの魅力をより深く味わえる一冊を、ぜひこの機会に手に取ってみてください。










