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日本産80-90年代アニメへのラブレター。2人協力専用『オービタルズ Orbitals』【試遊レポ】

ノンストップな2人協力専用ゲームだからこその体験!声を出していきましょう。

連載・特集 プレイレポート
日本産80-90年代アニメへのラブレター。2人協力専用『オービタルズ Orbitals』【試遊レポ】
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みなさんの中にも、2025年12月12日に開催された「The Game Awards 2025」や任天堂の「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2026.2.5」で扱われた『オービタルズ Orbitals』が、印象深かった方が多いのではないでしょうか。

Shapefarmが手掛ける2人協力専用アドベンチャーゲームである本作は、一目でこだわりぬかれたとわかるデザインをしています。キャラクターからも背景などのグラフィックからも、80-90年代の日本レトロアニメをリスペクトしていることが伝わります。初めて見るはずなのに何故か懐かしさを感じる……!

Game*Sparkは今回、Shapefarmのオフィスにお邪魔させていただき、開発者インタビューと試遊プレイの機会を得ました!本記事では試遊プレイの様子をお届けいたします。
また、インタビュー記事の方ではオフィスツアーや本作のプロダクションについてもご紹介していますので、あわせてごらんください。


今回の試遊では、ゲーム最初のチャプターとその後のチャプター、計2チャプター分をプレイすることができました。どちらも冒険の序盤だったので、全体のボリュームはかなりありそうです……!
なお、今回の記事で使用している画像は、実際にプレイしたチャプターと一部異なるチャプターのものが含まれています。予めご了承ください。

1つ目のチャプターはムービーと共に始まりました。舞台となる宇宙船では何やら事故があったようで、若き軍人らしき青年・トーゲンは、子どもたち――幼き日の「マキ」と「オムラ」を不思議な機械の中に入れます。

機械に守られるようにしてふわふわと浮かぶ黄色い物質と、その機械から抽出されるようにして出てきたマキとオムラ……そう、実は今後操作する主人公たちの肉体はいわばクローンのようなもので、2人の魂は機械の中にある黄色いものなのです!個人的には「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイを思い出しました。しかし、土壇場とはいえ瞬時にこの判断をしたトーゲンはすごいな……。

機械はゲーム内でも出てきます!壊れたら死……?
トーゲンは画像通信相手である黒髪の男性、2人の育ての親で頼れる上司でもあります

時は流れて15年後。すっかり成長したマキとオムラがトーゲンに呼ばれ、自分たちの船に向かうところから操作開始です!

道中ではいろんな箇所にインタラクトして、ミニゲームをプレイしたり主人公たちの反応を楽しんだりすることができました。反応もそれぞれ違っており、例えばモップにインタラクトしますと、マキは勢いよくモップを手にして飛び回りように広い範囲をお掃除するのに対し、オムラはお洒落にモップを手に取ると立ったまま手の届く範囲をお掃除して終わります。そもそもどちらか片方しかインタラクトできない箇所もあるなど、随所で2人の性格の違いを垣間見ることができてとても良いです。

オムラは見た目からシニカルなやれやれ系かと思いきや、なんだかんだで面倒見のいい苦労人。そして年相応に調子に乗った言動をするシーンもあります。
マキは本当に見たままのお転婆さんで、周りも前向きにする溢れんばかりのパワーを持った子です。2人が暮らす宇宙ステーションはエネルギー問題とかが結構厳しい状況っぽいので、だからこそ!ということもあるかもしれません。
本作のアートディレクター(クリエイティブディレクター)であるMarcos Ramos氏は、好きな作品に「美少女戦士セーラームーン」を挙げられていましたが、マキの目の輝きからは確かにその印象を受けます。

続くチャプターでは小型の足場のような船(以下「船」)を操作するところから開始です。船の先端にあるパネルをオムラがひっくり返し、マキがエネルギーを与えることにより発進!自動で前進するため、くねくねと曲がる道にあわせて船の重心を寄せて操縦……なのですが、これ、めちゃくちゃ難しいよ~!声出していきましょう!

壁や障害物に当たったら船もろとも爆発し、直前のチェックポイントからリスタートです。

この直後に壁に激突し、船もろとも爆発しています。この寄せ加減が難しい……

船の操縦に四苦八苦しながらも狭いエリアを通り抜けたその奥では、2Dのひたすら右に進んで行く横スク画面に変わりました。

個性豊かなポージングで選手入場!

ここではお互いの障害をお互いが排除して進んで行きます。ギミックの謎解きをしながら進みますが、しかし手を休める暇はありません!ここでも落下などしたらアウト、直前の場所に復帰します。

イントロダクションでも説明を受けましたが、本作は本当にノンストップです。タイミングを合わせるためにディレイする時間はあれど何かを待つという時間はなく、プレイヤー2人とも操作を止めている時間がほぼありません。そして頭も使う……!声の掛け合いが大事なゲームとなっております。

例えばここでマキが手を止めたら、オムラはもう死ぬのである。

しかし初めこそ苦戦したものの、結果的に少し試遊時間に余裕を持たせてクリアすることができました!
難しくも楽しいギミックばかりで、またマキとオムラで謎解きやギミックの内容が変わるため、一度遊んだ後もキャラを変えてもう一度遊びたくなります!

本作は少しの操作的な難しさはあれど、やることは直感的にわかる。そして諦めずにもう1人のプレイヤーと声を掛け合い続け、何度も繰り返していくうちに突破できる……そんなゲームでした。

また、リトライが容易というのもとても良いです。テンポよくトライアンドエラーを重ねられるので、プレイヤー同士で会話をしている中で突破口が見え、ゲームを進められます!もっとも、死ぬたびに「リプリント」されて復活するマキとオムラにしてみたら、たまったもんじゃないかもしれません。


2人協力専用タイトルだからこその魅力が詰まった『オービタルズ Orbitals』は、ニンテンドースイッチ2向けに、2026年発売予定です。

ライター:羊めり,編集:みお

ライター/ゲームと読書と紅茶と強い女が好き 羊めり

ゲームをする羊、羊が苗字でめりが名前です。雑多にコンシューマーゲームやインディーズゲームを遊んでいますが、特にナラティブ重視なゲームが大好きです。人外娘もめちゃくちゃ好きです。探偵小説もはちゃめちゃ好きです。辛い食べ物は得意ではないです。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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