初代『ウィザードリィ』~『V』の権利をAtariが取得。初期作品群のリマスターや新作展開、さらにはボドゲや映画なども視野に | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

初代『ウィザードリィ』~『V』の権利をAtariが取得。初期作品群のリマスターや新作展開、さらにはボドゲや映画なども視野に

『6』~『8』はドリコムが権利を保有。

ニュース ゲーム業界
初代『ウィザードリィ』~『V』の権利をAtariが取得。初期作品群のリマスターや新作展開、さらにはボドゲや映画なども視野に
  • 初代『ウィザードリィ』~『V』の権利をAtariが取得。初期作品群のリマスターや新作展開、さらにはボドゲや映画なども視野に
  • 初代『ウィザードリィ』~『V』の権利をAtariが取得。初期作品群のリマスターや新作展開、さらにはボドゲや映画なども視野に
  • 初代『ウィザードリィ』~『V』の権利をAtariが取得。初期作品群のリマスターや新作展開、さらにはボドゲや映画なども視野に

Atariは、3DダンジョンRPG『ウィザードリィ』の第1作目から『V』までの初期作品5本の権利群を取得したことを明らかにしました。

リルガミンサーガ、今後の展開に期待?

今回の発表は、Atariが『ウィザードリィ』初期5作品の関連ビデオゲーム、契約上の権利、関連する知的財産を取得することを発表したものです。

対象となるのは、『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』(1981年)、『Wizardry II: The Knight of Diamonds』(1982年)、『Wizardry III: Legacy of Llylgamyn』(1983年)、『Wizardry IV: The Return of Werdna』(1987年)、『Wizardry V: Heart of the Maelstrom』(1988年)の5本。リリース内では「今回の契約には、上記以外の『ウィザードリィ』関連のゲーム、契約上の権利、およびその他の知的財産も含まれている」とされているものの具体的な内訳については明らかにされていません。

また、ドリコムからプレスリリースが別途公開されており、今回の買収は『ウィザードリィ』そのものの商標権や、『6』~『8』の権利を持つドリコムが直接関係するものではなく、それらの権利は従来通りにドリコムが保有することが明かされています。

プレスリリースによれば、NES/SNES/PC向けの『ウィザードリィ』(ここでは初期作品5本のことだけを示しています)に登場する呪文、キャラ、場所、モンスターなどを含む権利は25年以上にわたって開発者やファンが(一部の例外はありますが)利用できない状態にあったとのこと。しかしながら、今回の取得により、リマスター、コレクション、新作などゲームパブリッシングや、グッズ、カードゲーム、ボードゲーム、書籍、コミック、テレビ・映画プロジェクトの展開を長期にわたって行っていくといいます。

なお、Atari傘下であるDigital Eclipseは、今回の発表以前に該当の権利を保有していたSir-Techならびに同経営者らであるNorman Sirotek、Robert Sirotekらのライセンスと、ドリコムからの商標権のライセンスの元、初代作品のリメイク版『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』の早期アクセスを2023年より開始、2024年に正式版を発売していました。

わかりやすく

一見わかりづらい状況ですが、『ウィザードリィ』の権利は、記事執筆時点でおおまかには(実際にはさらにタイトルやバージョンによって細かく権利が分かれることがあります)

  • 今回Atariが持つことになった初代~『V』の権利

  • ドリコムが持っている『ウィザードリィ』自体の商標権(『ウィザードリィ』というタイトルを使ってゲームを作って売る権利そのもの)、ならびに『VI』~『VIII』の権利

の二系統の権利にかねてより分かれており、今回は、前者の権利だけの移動が前者の権利を持っていた関連会社間であった、という捉え方がわかりやすいでしょう。また、ドリコムは前者のリメイク版リリースにあたっての商標のライセンスなどもしており、窓口がより一本化されたことや、Atari自身が旧作『ウィザードリィ』を動かしやすくなったことなどがIPへの影響の主体になるとみられます。


Wizardry外伝 五つの試練 -Switch
¥4,597
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

※UPDATE(2026/5/7 14:32):ドリコムからのプレスリリースの内容と、それを踏まえた解説を追加しました。

※UPDATE(2026/5/7 15:17):専用の解説セクションを追加し、状況をさらにわかりやすくしました。

※UPDATE(2026/5/7 16:28:商標権の簡単な解説を追加しました。

ライター:みお,編集:Akira Horie》


ライター/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

n/a

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. スクエニ株主総会で、サ終したスマホゲームの据え置き移植・続編開発に関する質問が飛ぶ―「お客様の声を聞きながら可能性を模索していきたい」

    スクエニ株主総会で、サ終したスマホゲームの据え置き移植・続編開発に関する質問が飛ぶ―「お客様の声を聞きながら可能性を模索していきたい」

  2. 発表から発売まで長すぎる!株主総会での『FF』『ドラクエ』長期スケジュール指摘にスクエニが回答

    発表から発売まで長すぎる!株主総会での『FF』『ドラクエ』長期スケジュール指摘にスクエニが回答

  3. 【2,300円→0円】『FE』+『オウガバトル』な高評価の日本語対応SRPG『Symphony of War』がAmazonプライム会員向けに無料配布!

    【2,300円→0円】『FE』+『オウガバトル』な高評価の日本語対応SRPG『Symphony of War』がAmazonプライム会員向けに無料配布!

  4. 『ドラクエ12』開発関連の情報公開は、スクエニ「お客様に喜んでもらえるタイミングを見極める」―株主総会にて回答

  5. 【PC版無料配布開始】SFストラテジー『Nexus: The Jupiter Incident』サマーセール中のGOGにて7月6日まで

  6. 『マインクラフト』や『Call of Duty』のコミュニティサーバーは「違法」だと主張。ゲーム業界のロビイストが「Stop Killing Games」公聴会で

  7. 290円から遊べる3DダンジョンRPG10選!『ToHeart2 ダンジョントラベラーズ』などで忘れられない迷宮体験を【Steamサマーセール2026】

  8. 任天堂、「Nintendo Direct」など外部プラットフォーム利用配信に関するリーク対策に言及―情報を直接お届けする方法を研究中と株主総会で明かす

  9. 美少女ゲームの「変身ヒロイン敗北もの」先駆者『魔法少女アイ』復活!?『Sin魔法少女アイ』2027年発表予定

  10. 【4,850円→0円】協力対応アクションADV『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ2』&ADV『I Have No Mouth, and I Must Scream』Epic Gamesストアにて7月9日まで無料配布

アクセスランキングをもっと見る

page top