
フロムイエロートゥオレンジ(fYtO)は5月17日、ゲームクリエイター・飯野賢治氏による『one-dot enemies』をもとにした新作ゲームコレクション『ONE-DOT GAMES』をiOS向けに無料で配信を開始しました。Android版も近日配信予定です。
"1ドットの敵を潰す"ミニマルゲームをもとに、様々な遊びへと発展させたコレクションタイトル
飯野賢治氏は2009年、STUDIO-KURAの青木氏と2人で、"1ドットの敵を潰す"というミニマルなテーマで極限まで削ぎ落とされたゲーム『one-dot enemies』をiOS向け無料アプリとしてリリースしました。

そのシンプルで独創的なゲーム性は世界中で注目を集め、広告・宣伝を行わずに累計29万ダウンロードを記録したそうです。さらに、ゲーム雑誌Edge編集長のトニー・モット氏が監修する書籍「人生で必ずプレイすべき1001のビデオゲーム」にも選出されるなど、批評家からも評価されています。
しかしながら2013年、飯野氏が突然他界し、以降ゲーム制作は途絶えていました。今回、当時『one-dot enemies』をともに制作したSTUDIO-KURAや多くの関係者の協力によって、"1ドット"というミニマルなテーマを受け継いだ新作ゲームコレクションタイトル『ONE-DOT GAMES』として復活を果たしています。
本作のリリース時には3タイトルを収録しており、今後さらに2タイトルが追加される予定です。
リリース時収録タイトル
『ONE-DOT ZERO』(立命館大学 学生企画)
スマートフォンを傾けながら、見えない1ドットを操作し、画面の黒い面積を削っていくゲーム。
黒い面積を削れば削るほど画面は白くなり、やがて1ドットの行方が分からなくなる。進むほどに上昇する難易度。
果たしてクリアできるプレイヤーは現れるのだろうか。
『ONE-DOT Blink』(元ワープ開発者 X 企画)
プレイヤーが瞬きする度に、セルフカメラが反応し、1ドットのエネミーが増えていく。できるだけ瞬きをせずにエネミーをタップで撃破していくことが本作の攻略ポイント。シリーズの中でも、初代『one-dot enemies』に最も近いゲーム性を持つ作品。
『ONE-DOT Block Breaker』(STUDIO-KURA企画)
バーに1ドットを当てることで、ブロックを崩していくゲーム。迫り来るブロックを避けることに集中すると、1ドットを見失う。シンプルなルールながら、プレイヤーの集中力が試される作品。

後日追加予定タイトル
『ONE-DOT GARDEN』(立命館大学 学生企画)
庭に咲く花を害虫から守りながら、どれだけ長く咲かせ続けられるかを競うゲーム。途中に現れるミツバチや、庭の中央に鎮座する石が攻略のポイントとなる。
『ONE-DOT Eyes』(飯田和敏氏企画)
『アクアノートの休日』や『太陽のしっぽ』を手がけた、ゲームクリエイター飯田和敏氏による作品。加齢とともに発生する飛蚊症(ひぶんしょう)。実在はしないが自分には見えてしまう"飛蚊"(1ドットのエネミー)を潰し、視界をクリアにしていくゲーム。
"飯野氏を知らない世代"とともに
本作の制作には、立命館大学映像学部「ゲームゼミ」の学生有志も参加。飯野氏による若手クリエイター育成の志を受け継ぎ、"飯野賢治を知らない世代"の学生による新たな発案をもとに制作されたゲームも収録されました。

また、飯野氏の公私にわたる友人であるゲームクリエイター・飯田和敏氏が学生の監修や企画に参加しています。飯野氏が率いていた会社WARP(現:フロムイエロートゥオレンジ
)の元クリエイターによるアイデアも取り入れられるなど、世代や立場を越えたコラボレーションによって生まれた作品です。
『ONE-DOT GAMES』は、iOS向けに無料で配信中。Android版は近日配信予定です。
本作は5月22日~24日に京都で開催される「BitSummit PUNCH」に出展され、オリジナルグッズも販売されます。5月24日には、飯野氏による作品の音楽をテーマにしたステージイベントも開催予定です。













