物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪

Steamでは連日“レビュー爆撃”が行われるなど、コミュニティからは大きな反発が。

ニュース ゲーム業界
物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪
  • 物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪
  • 物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪
  • 物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪
  • 物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪

動物乱闘アクション『Party Animals』開発のRecreate Gamesは、告知されていた「生成AI動画コンテスト」を正式に中止することを発表しました。『Party Animals』公式Xアカウントには謝罪の声明も投稿されています。

物議を呼んだ「生成AI動画コンテスト」の告知―Steamではレビュー爆撃も行われる事態に

騒動の発端となったのは、『Party Animals』開発のRecreate Gamesが5月13日に公式X上で告知した生成AI動画コンテスト「Golden Paw Awards」の告知。応募作品のテーマには生成AIのツールを駆使した動画や画像、音楽など、本作に関わるポジティブなコンテンツが設定されていました。

この投稿はユーザーやコミュニティの間でも大きな議論と反発を呼び、Steamのストアページでは数百件を超えるネガティブなレビューが連日投稿されるなど、“レビュー爆撃”が行われる事態に。

Steamストアページでのレビューの推移
一ヶ月のレビューの推移(非公式データベースサイト「SteamDB」より)

コミュニティからの反響を受け、開催を告知した翌日にRecreate Gamesは公式Xを更新し、イベント開始前にプレイヤーと十分なコミュニケーションが取れていなかったことを謝罪。当初の目標として生成AIは、アニメーションツールなどに慣れていないプレイヤーでも自身のアイデアを形にできるよう、参加するためのハードルを下げる狙いがあったようです。

一方、開発としても生成AIによるコンテンツに対しての懸念は理解しており、人の手によって作られた作品を軽視したり、クリエイターを不快にさせる意図はなかったと自身のスタンスを表明し、「AIは単なるツールの一つに過ぎず、私たちが本当に重視しているのは、アイデアや表現、そして完成した作品そのものです」とコメントしています。


また、生成AI動画コンテスト「Golden Paw Awards」の今後についてはユーザーに判断を委ね、「開催を中止する」「非生成AIのコンテストに変更する」「生成AIと非生成AIで部門分けをする」として3つの選択肢を提示するかたちになりました。

正式に生成AI動画コンテストの中止が発表、開発は謝罪の声明文も公開

Xにて実施された投票

Xにて実施されたユーザー投票では最終的に1万5,000件を超える投票がなされ、うち57.3%が「生成AI動画コンテストの開催を中止する」ことを希望した結果に。この結果を踏まえ、5月19日には公式のXが更新され、開発のRecreate Gamesが謝罪し、コンテストの正式な中止が発表されました。

Recreate Gamesはユーザーから寄せられた多くのフィードバックに目を通し、イベントの企画段階からデザインや配慮が不十分であったこと、コミュニティとのコミュニケーションが十分ではなかったと語っています。

また、多くのプレイヤーに参加してもらいたいという考えから、「参加ハードルを下げること」と「生成AIの使用」を誤って結びつけてしまい、結果としてプレイヤーやコミュニティに与える不信感や影響の可能性を見落としてしまっていたと謝罪しています。

今後の関連したトピックに関してはより慎重な姿勢で望むだけでなく、将来的に創作イベントを開催する際にはコミュニティとのコミュニケーションを徹底し、フィードバックを受けてから実施することを約束しました。

さらに投稿では、ゲームプレイのメカニクスやその他の領域においても、プレイヤーやコミュニティとのより密接なコミュニケーションを維持していくことを表明しています。


ライター:kurokami,編集:重田 雄一

ライター/チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

+ 続きを読む

編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 【8,800円→1,760円】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』Steam版が6月2日まで80%オフ―同接プレイヤー数も約4倍に

    【8,800円→1,760円】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』Steam版が6月2日まで80%オフ―同接プレイヤー数も約4倍に

  2. 任天堂、『パルワールド』関連のタッチスクリーン向け特許出願にも拒絶理由通知―日本特許庁が「技術的革新性なし」と判断

    任天堂、『パルワールド』関連のタッチスクリーン向け特許出願にも拒絶理由通知―日本特許庁が「技術的革新性なし」と判断

  3. 物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪

    物議を醸した“生成AI動画コンテスト”が正式に開催中止へ―『Party Animals』公式「ハードルの引き下げとAIの活用を誤って結びつけてしまった」と謝罪

  4. 『ウィッチャー』スピンオフ作品『Project Sirius』は現在も開発進行中か。リードライターに『Destiny 2』「最終形態」開発者が就任

  5. 『Forza Horizon 6』登場の「GR GT」などで山道や海岸線を走らせてほしい―TOYOTA GAZOO Racingが本作への期待感語る

  6. アークシステムワークス、カスハラへの対応ポリシーを公式SNSで改めて表明―数日前には『ギルティギア』公式Xも同様のポスト投稿

  7. 『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』のディレクターが手がける『ダンジョンズ&ドラゴンズ』新作ゲームの契約がハズブロによりキャンセル。発表から1年も経たず

  8. 「PSのシングルプレイゲームは今後PS専用になる」―SIEのCEOが社内で伝えたと著名ジャーナリストがSNS投稿、以前の報道の信憑性が増す?

  9. 【3,173円→0円】16世紀カリブ海で遭難する1人用オープンワールドサバクラ『Survival: Fountain of Youth』Amazonプライム会員向けに無料配布!

  10. あるSteam無料ゲームにマルウェアが仕込まれていた…「絶対に遊ばないように」と技術系YouTuber警告。すでにストアからは削除

アクセスランキングをもっと見る

page top