7月24日に『ゼノブレイド』シリーズ総合アカウントが投稿した、『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』への「M.O.M.O.」参戦告知に、『Xenosaga(ゼノサーガ)』シリーズの権利元として、バンダイナムコエンターテインメントのクレジットが無いと指摘する海外ユーザーのXの投稿が話題になっています。
過去の『ゼノサーガ』キャラ参戦告知にはクレジット表記あり
『ゼノサーガ』シリーズは、モノリスソフトが開発し、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)が発売した作品です。一方の『ゼノブレイド2』は、同じくモノリスソフトの開発ながら、発売元は任天堂。開発元を同じくする両シリーズですが、IPとしてはそれぞれ発売元が保有してきました。
こうした関係のもと、『ゼノブレイド2』には過去にも『ゼノサーガ』の主要キャラクター「KOS-MOS」と「T-elos」がゲスト出演しており、その際の告知にはバンダイナムコのクレジットが表記されていました。シリーズの垣根を超えた出演が、あくまでバンダイナムコのIPを借りるかたちで実現していたことがうかがえます。
そして『ゼノブレイド2』はニンテンドースイッチ2向けのバージョンアップ版『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』の発売が予定されており、それに合わせて『ゼノブレイド』シリーズ総合Xアカウントは7月24日に、『ゼノサーガ』シリーズのキャラクター「M.O.M.O.」のゲスト参戦を発表しました。
今回注目を集めているのは、過去のゲストキャラ発表時にはあった権利表記が紹介画像内に見当たらない点です。
『ゼノサーガ』がバンナム「ライセンス取り扱いIP一覧」から消えた
加えて、バンダイナムコ公式サイトの「ライセンスビジネス」ページの「ライセンス取り扱いIP一覧」掲載タイトルから『ゼノサーガ』が削除されていたという点も踏まえ、バンダイナムコが『ゼノサーガ』の権利を手放したのではないかとの憶測も広まる状況に。Wayback Machineを確認すると、2025年2月28日時点のアーカイブでは『ゼノサーガ』が「ライセンス取り扱いIP一覧」掲載タイトルに含まれていますが、2025年11月12日時点のアーカイブでは削除されていることが分かります。

とはいえ、削除されているのは『ゼノサーガ』だけではなく、『SCARLET NEXUS』『SYNDUALITY Echo of Ada』などの作品も表示されなくなっています。バンダイナムコのIPを活用した商品化・広告利用・キャンペーンなどを企画する外部企業向けのページであるため、単純に『ゼノサーガ』を対外的な企画には貸し出さない方針になったというだけの可能性も考えられます。
商標はバンナム側に存続。2026年4月30日には関連作品も発売
その他にも、バンダイナムコが『ゼノサーガ』の権利を手放したとの噂を否定する材料は複数存在します。
2026年7月25日記事執筆時点では、『ゼノサーガ』の商標登録が株式会社バンダイナムコエンターテインメント名義のまま存続していることが確認できました。

また、2026年4月30日には『G-MODEアーカイブス+ ゼノサーガ パイドパイパー』がリリースされており、ホームページから記載が消えた後もバンダイナムコがライセンス主体としてIPを展開していたことになります。
加えて、「KOS-MOS」および「T-elos」についてはキャラクター名で商標登録が行われていたため、クレジット表記が行われていたのではないかとの見方も。実際に確認して見ると「コスモス\KOS-MOS(業務用ゲーム機等)」「テロス(おもちゃ等)」の商標はバンダイナムコが登録していますが、「M.O.M.O.」に関してはM.O.M.O.、MOMO、モモのいずれの表記で検索しても発見することはできませんでした。

いずれにせよ現時点では推測の域を出ず、権利関係の変化を裏付ける公式な情報はありません。両社からの発表や、7月30日に配信が迫る『ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Edition』本編の表記など、今後の動向を注意深く見守りたいところです。
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