
Valveが手掛けた携帯ゲーミングPC「Steam Deck」について、エアバス社の施設で“火星探査車のコントローラーとして使われている”ことが指摘されています。
エンタメ施設から軍事利用も!?様々な用途で使われる携帯ゲーミングPC

エアバス社とは、航空宇宙部門で知られる多国籍企業です。日本においては、国内の民間航空企業が同社の名を冠した「エアバスA350」といった旅客機を採用しており、“名前だけは知っている”という人もいるかもしれません。

そんなエアバス社がイギリスのロンドン郊外に建てた火星シミュレーション施設「マーズ・ヤード」の特集が動画サイトNebulaにて公開されました。動画はインフルエンサーのトム・スコット氏が同施設を見学するものとなっており、その中で“Steam Deckで火星探査車を操作している”とネット上で指摘されているようです。

「マーズ・ヤード」は地表の砂など火星の環境をできるだけ再現しているほか、自走式火星探査車の試験が行われていますが、動画ではそのうち1つ「Codi」と呼ばれる機体をマニュアル操作する場面が存在。 “ゲーム機のようなものを渡された”というナレーションと共に、スコット氏がLCDモデルの「Steam Deck」を使って探査車を操作する映像が披露されました。
操作時は「Steam Deck」の画面に「MDA」と宇宙技術企業のロゴが表示されており、何らかの専用ソフトで動いていることが推測されます。
なお、一見突拍子もない「Steam Deck」の登場ですが、過去に同デバイスはディズニーがロボットやアニマトロニクスの操作に採用されたり、ウクライナで兵器を遠隔操作するため軍事利用したりと、あらゆる場面で使われてきました。
各所で採用されている背景には、OSがオープンソースのLinuxをベースにした「SteamOS」でカスタマイズ性が高い点や、発売当初は携帯ゲーミングPCとして比較的安価だったことも影響している可能性があります。











