スクウェア・エニックスの鳥山求氏が、海外サイトによるファイナルファンタジーXIIIに関するインタビューに応えています。海外でも発売されたFFXIIIで、一貫して批判の対象となったのが、主要な伝統的RPGにあるはずの(探索可能な街といった)要素の欠如だといわれています。氏はその点について、HD機での開発の困難、ゲームエンジンの制作などをあげています。
氏は、HD機でない過去のFFにおいては、チームのアイデアを取り入れ、ミニゲームや街、住民といった様々な小さな要素を盛り込むことができた(“弁当箱システム”と呼ばれる)が、HD機では開発が長期にわたることでそれが出来なかったと説明。「もし他の要素をすべて盛り込んでいれば、開発はさらに長くなったでしょう」と話し、その代わりとして、本当に重要な面だけを強調することにしたと話しています。また、ゼロからつくったゲームエンジン“クリスタルツールズ”も開発期間に影響を及ぼしたとしています。
今後は、ベースとなる技術があることから、「あなたが次にFFを見るとき、我々は過去にあった要素をたくさん盛り込むことができるかもしれません」として、将来的なFFシリーズでは、FFXIIIで見られなかった要素の復活を示唆する発言をしています。
また「我々は追加のダウンロードコンテンツをつくることもできます」との発言も見られます。この発言がFFXIIIのDLCを意味するのかははっきりしていませんが、情報元では「可能性はまだ残されているようだ」としています。(ソース: Gamasutra)
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《Kako》
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