「WiiユーザーがPlayStation Moveを買う理由がない」とする任天堂オブアメリカReggie Fils-Aime社長の発言が先週話題になりましたが、再び同社長から、ソニーの方向性に疑問符をつける発言が飛び出しています。
Fils-Aime氏はLA Timesに対し、「PlayStationのやっていること(PlayStation Move)を見ると、Wiiにとてもそっくりに感じられる」とコメント。MicrosoftのProject Natalについては、実際に対応ソフトが公開されるのを見てみたいと答え、いずれの競争相手も、既にWiiが提供しているゲーム体験や価格に挑戦することになると話しています。
一方、SCEAのCEOであるJack Tretton氏は、MicrosoftのモーションカメラProject Natalを、同社が過去に発売したEyeToyと全く同じ体験だと指摘。GameTrailersの番組中に、「カメラで遊びたいなら、99ドルのPS2本体を買って我々が8年前に開発した素晴らしい技術で遊ぶのをおすすめします」とコメントしたそうです。
モーションコントローラーの戦争になるとも言われる今年の年末商戦、その行方が今後も注目されそうです。(ソース: Los Angeles Times, TheSixthAxis)
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《Rio Tani》
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