海外レビューハイスコア 『Alan Wake』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア 『Alan Wake』

この叙述トリック的な語りがビデオゲームで達成されるのは非常にレア。Remedyの成功は、想像力に富んだストーリーテリングが、ゲームというメディアでも可能だということを証明したことだ――5年越しの作品、Alan Wakeが今月ついに発売です。

家庭用ゲーム Xbox360

●IGN: 9.0/10
望まれていたような革新的作品ではありません。しかしやはり素晴らしいエンターテイメントです。Remedyはどこか奇妙にねじれていながらも、現実にきちんと根ざしたソリッドな世界を構築しました。カメラはときおり不具合がある、超自然的なエピソードのいくつかがおもしろいとは言いがたいといった問題はあるけれども、いったんゲームを始めてしまえば止め時が見つからなくなるでしょう。Remedyは、恐怖、笑い、スリルをフルに体験させるために、小説、テレビ、ゲームの要素をミックスするという素晴らしい仕事をしました。

●Official Xbox Magazine: 9.0/10
どれくらいAlan Wakeのジェットコースター・ライドを楽しめるか、それはどれくらいこの洗練された物語に夢中になれるかにかかっている。これはとんでもない物語。静謐で息をのむようなクライマックス、それを上手く導きだすオープニング。その間にある全てのものが、あなたを深い理解へ導く道しるべとなる。この叙述トリック的な語りがビデオゲームで達成されるのは非常にレア。Remedyの成功は、想像力に富んだストーリーテリングが、ゲームというメディアでも可能だということを証明したことだ。

●Game Informer: 8.5/10
もしあなたが、これが1999年から定期的に出ているゲームデザインであることを気にしなければ、Alan Wakeはスティーヴン・キングスタイルの革新をインタラクティブメディアにもたらす、魅力的なホラー・ミステリーとなる(キングの本のように、井戸端会議向けの話題とはならないだろうが)。

●GameSpot: 8.5/10
クリーピーな雰囲気、ファンタスティックな戦闘、クレバーな物語によって、Alan Wakeは、始めから終わりまでスリリングな冒険となった。
GOOD: 新鮮な語り口で、超自然的イベントを興味深いものに仕上げている。満足な戦闘システムによって、凶悪なクリーチャーの撃退が快感となった。巧みな照明効果とムーディーなサウンドトラックが、不穏な雰囲気をつくりあげている。オプション要素の収集品は、あなたの命を賭ける価値のあるものだ。
BAD: ゲーム中、サプライズや記憶に残る瞬間が不足している。

●Eurogamer: 7.0/10
革新的なコンセプトと多彩なゲームプレイに狼狽しすぎず、たくさんの繰り返しを気にしないアクションアドベンチャーファンにとって、週末の楽しみにするだけの価値はあります。適切な戦闘システムとビジュアルで遊びやすいゲームになっていますが、オリジナリティーがあるとはいえず、確かに特別な一本とは言えません。また、数年前にこれを用意できなかったことは不名誉なことです。


2005年のE3で発表されたAlan Wake。いっこうに発売時期が見えないまま、リリーススケジュールの下の方でくすぶっていたサイコロジカル・アクション・スリラーが、約5年後の今年ついに発売となります。光と闇をモチーフとしたサードパーソンアクションの本作ですが、評価は主にエピソード形式という、そのストーリーテリングの方法に集まりました。

「ベストセラー作家、アラン ウェイクは、長いスランプから逃れるために訪れた小さな町で、妻の失踪に見舞われる。 彼女の消息を追うアランは、いつしか悪夢の世界へと足を踏み入れていた―――。 」こうしたプロットはゲームでも珍しくありません。一方でTVドラマで使われる「エピソード単位で展開されるスリリングなストーリー体験」をビデオゲームに持ち込み一定の成功を収めていることについて、開発のRemedyを評価する声がいくつか挙がっています。GameInformerでは「ゲームにおけるストーリーテリングの再定義」と題してその方法を評価、小説家スティーヴン・キングの名前も出ています。

マイナス点としてどのレビューでも言われているのが、ゲームデザインとしては革新的とはいえない、ということ。戦闘も(適切ではあるが)ディープさが足りないという声もあり、高い完成度でまとまっている一方で、プレイヤーにとって特別な一本になるには、やや刺激が足りないかもしれません。



Alan Wakeは、北米では5月14日、日本では5月27日に発売です。本作自体は、壮大な物語の一部となる、TVドラマでもおなじみのいわゆる「シーズン1」ですが、すでにシーズン2の構想もあるようです。また追加エピソードの配信も予定されています。(ソース: Metacritic)


【関連記事】




《Kako》

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 面白さは無限大に!?『地球防衛軍6.2』“別物”に化ける武器カスタムにシリーズの大幅進化を感じた【TGS2026】

    面白さは無限大に!?『地球防衛軍6.2』“別物”に化ける武器カスタムにシリーズの大幅進化を感じた【TGS2026】

  2. 欧州向けのはずの“バッテリー交換式”スイッチ2が米FCC認証を取得。日本ではGCコントローラーに新型番登録、国内展開の可能性も

    欧州向けのはずの“バッテリー交換式”スイッチ2が米FCC認証を取得。日本ではGCコントローラーに新型番登録、国内展開の可能性も

  3. 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』はホラー作品認定!?スイッチ2版にCERO「恐怖」アイコンがついている。『時オカ』やっぱり怖かったか

    『ゼルダの伝説 時のオカリナ』はホラー作品認定!?スイッチ2版にCERO「恐怖」アイコンがついている。『時オカ』やっぱり怖かったか

  4. データイースト名作『エドワードランディ』『ザ・グレイト・ラグタイムショー』スイッチ移植決定!エムツーより

  5. スイッチ2版『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』PS5とのグラフィック比較を海外YouTubeチャンネルが公開―フレーム生成で60fps相当の描写に

  6. 『BF6』シーズン5は10月13日から!ネバダ州が舞台の新マップ「ベガス・ストリップ」「エリア51」や『Dead Space』コラボが登場、『BF REDSEC』新モードや待望のサーバーブラウザーに小隊機能もついに実装へ

  7. リマスター版『テイルズ オブ エターニア』は原作からの変更点盛りだくさん―目的地アイコン、時限イベント表示など親切機能が多数追加

  8. 『ファイアーエムブレム 万紫千紅』計画段階では8人主人公だった。複数ルートにまたがる育成など興味深い話も飛び出す「開発者に訊きました」公開!

  9. 本格派な美少女戦車アクション新作『ガールズ&パンツァー オールスター・タンク・カーニバル』2027年発売へ!車体の角度なども重要―『ドリームタンクマッチ』スタッフが贈る新たなゲーム【UPDATE】

  10. 「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」、さらなる動作改善がなされたと海外メディア報じる【UPDATE】

アクセスランキングをもっと見る

page top