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Silicon KnightsとEpicのUnreal Engine訴訟事件に4年ぶりの進展

Unreal Engine 3のサポートや契約内容を巡り、「実用的バージョンのUnreal Engineを提供しなかった」として、Too Humanの開発元Silicon KnightsがEpic Gamesを訴訟していた問題で、実に4年ぶりとなる続報が届きました。

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Unreal Engine 3のサポートや契約内容を巡り、「実用的バージョンのゲームエンジンを提供しなかった」として、Too Humanの開発元Silicon KnightsEpic Games訴訟していた問題で、実に4年ぶりとなる続報が届きました。

Kotakuが新たに入手した裁判所文書によると、両社の間で長期間続いた法的な争いに先週遂に進展があり、ノースカロライナ州連邦裁判所で本件が陪審裁判に持ち込まれることが可決されたとのこと。

Silicon Knightsは、Epic Gamesの社員がプログラマーに対し、Unreal Engineの開発やサポートよりも当時開発に当たっていたGears of Warを優先するよう指示していたことを示す、社内メールを証拠品として提出。裁判所は同社の主張を全て認めたわけではないそうですが、今後法廷上で詐欺罪、不当競争、契約違反といったEpic Gamesに対する容疑の審理が行われるようです。

Silicon Knightsの創設者Denis Dyackは今回の裁判所の決定を受け、「陪審はEpicの行為の裏に隠された真実を見ることになると確信している」とコメント。一方のEpic Gamesも自らの正当性を強気の姿勢で保っており、「公判で全てが立証されるだろう」との声明を発表しています。(ソース: Kotaku, IGN, Eurogamer)


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《Rio Tani》

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