暴力ゲームを非難した全米ライフル協会が銃撃ゲームの販売をiOS向けに開始 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

暴力ゲームを非難した全米ライフル協会が銃撃ゲームの販売をiOS向けに開始

全米ライフル協会(NRA)の副会長Wayne LaPierre氏が、『Bulletstorm』や『GTA』といった作品名を挙げ暴力ゲームを非難したことも記憶に新しいですが、そのNRAがiOSゲーム『NRA: Practice Range』のリリースを開始しています。

ニュース 最新ニュース
昨年12月に発生した米コネティカット州での小学校銃乱射事件を発端に、再び現実世界の事件との関連性が問いただされるようになった暴力ゲーム。全米ライフル協会(NRA)の副会長Wayne LaPierre氏が、『Bulletstorm』や『GTA』といった作品名を挙げ暴力ゲームを非難したことも記憶に新しいですが、そのNRAがiOSゲーム『NRA: Practice Range』のリリースを開始しています。

この『NRA: Practice Range』は画面上に登場する的を撃つ3Dシューティングゲームとなっており、9種類の武器と3種類のシューティングレンジを収録。基本無料ながらAK47アサルトライフルやMK11スナイパーライフルといった武器を0.99ドルにて別途購入することも可能です。またNRAの各種ニュースや安全性に関する情報などにもアクセスすることができます。

このゲームを開発のMedl Mobileは「銃の安全性を促進するためのアプリ」であるとTwitter上にて説明(ただし現在は既にツイートが削除済み)。このアプリ、登場時は“for kids aged 4 +”(4歳以上の子供向け)のレーティングとなっていましたが、現在は“12 +”へと修正されているようです。


なお気になるゲームの出来ですが、大手海外サイトIGNは「『NRA: Practice Range』はゲームになっていない」とコメント、本作は未完成なゲームであると批評しています。本作はNRAによる2作目のゲームタイトルとなっており、PS2向けに2006年リリースされた『NRA Gun Club』も非常に低い評価を受けていました。
(ソース: Eurogamer)

【関連記事】
米銃乱射事件でゲーム会社に広がる余波−EAのサイトからは銃メーカーへのリンクが削除される
米ライフル協会が暴力ゲームを名指しで批判−小学校乱射事件後、初の記者会見
米記者が銃犯罪とビデオゲームの相互関係が無いことを示す比較データを公開
米小学校乱射事件、犯人を間違えたユーザー達が『Mass Effect』Facebookページに大量の非難コメント
銃乱射事件受け、小売店が一部ゲームの販売を中止−ノルウェー
《ishigenn》
【注目の記事】[PR]

ニュース アクセスランキング

  1. 『バイオ RE:4』などが最大88%オフの「カプコンGWセール」PS/Xbox/スイッチ/PC向けに開催中

    『バイオ RE:4』などが最大88%オフの「カプコンGWセール」PS/Xbox/スイッチ/PC向けに開催中

  2. 『グランブルーファンタジー リリンク』全世界累計100万本セールス達成などでサイバーエージェント好調。3月中間決算営業利益は前年同期比56.0%増の273億円

    『グランブルーファンタジー リリンク』全世界累計100万本セールス達成などでサイバーエージェント好調。3月中間決算営業利益は前年同期比56.0%増の273億円

  3. 任天堂への殺害予告で逮捕された男を京都地検が起訴―「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」などイベント2件が中止

    任天堂への殺害予告で逮捕された男を京都地検が起訴―「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」などイベント2件が中止

  4. 大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円

  5. ValveがSteam返金ポリシーを更新―先行アクセスでのプレイも返金期間にカウント

  6. 『GTA V』幻のエピソードではトレバーがFBIに潜入!? 声優が明かした「ゲーム未使用のボイス収録」

  7. 『幻想水滸伝』の村山吉隆氏急逝―発売間近の新作RPG『百英雄伝』開発が最終段階の中…

  8. 『女神転生』シリーズで知られるゲームクリエイター金子一馬氏コロプラで新規オリジナルIP制作中―転職エージェントからの紹介で入社

  9. ニンテンドースイッチ後継機2025年3月発売へ―日本経済新聞が報じる

  10. 「PS5 PRO」内部資料は本物だった?リーク動画がソニーの著作権申し立てで削除

アクセスランキングをもっと見る

page top