Blizzardが放つ対戦型カード戦略ゲーム『Hearthstone: Heroes of Warcraft』ハンズオン | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Blizzardが放つ対戦型カード戦略ゲーム『Hearthstone: Heroes of Warcraft』ハンズオン

3月に開催されたPAX Eastのビッグニュースのひとつは、BlizzardがFree-to-Playモデルを採用した対戦型トレーディングカードゲームジャンルの新作『 Hearthstone: Heroes of Warcraft 』を発表したこと。Game*SparkがBlizzardブースで体験した本作マルチプレイデモのイン

PC Windows

3月に開催されたPAX Eastのビッグニュースのひとつは、BlizzardがFree-to-Playモデルを採用した対戦型トレーディングカードゲームジャンルの新作『Hearthstone: Heroes of Warcraft』を発表したこと。Game*SparkがBlizzardブースで体験した本作マルチプレイデモのインプレッションをお送りします。

『Hearthstone: Heroes of Warcraft』の対応機種はPC/Mac/iPadの3つを予定しており、筆者はiPadバージョンをプレイ。アナウンス直後というタイミングでありながら、早くもマッチメイキングで他のプレイヤーと対戦することができました。


まず最初に気になる点が、国内ではコナミから発売されている、『World of Warcraft』の公式トレーディングカードゲーム(WoWTCG)との違い。結論から述べると、本作はWoWTCGのビデオゲーム移植ではありません。市場に存在する大部分のTCGと同様、マジック:ザ・ギャザリング(MTG)と似たルールを基にしているWoWTCGとは、土地カードによるリソース管理の要素が省かれている等の共通点はあるものの、『Hearthstone: Heroes of Warcraft』の全体的なシステムやカードテキストはよりシンプルになった別物で、詳しい説明やルールを見なくても直感的にゲームを進められます。


その要因と思えるのが、非常に洗練されたゲームインターフェースや各種エフェクトによる視覚的なわかりやすさ。さらにひとつひとつの指示やアクションに対するレスポンスも快適。さすがBlizzardクオリティーであると実感できます。

やや乱暴にゲームの流れを説明すると、対戦は二人で行い、各プレイヤーがターン進行に合わせて増加していくリソースを消費して、手札からMinion(モンスター)を召喚したり、様々な魔法を駆使して戦い、30からスタートする相手のライフをゼロに減らせば勝利。


特徴として、ゲーム開始時に『World of Warcraft』と同じように9種類から好きなクラスを選ぶことができ、例えばPriestであればライフ回復といった具合に、各クラスごとにリソースを消費して発動できる特殊な技を、手札とは別で備えています。筆者が選んだWarlockは自らのライフを削ってカードを一枚ドローすることが可能。一方、対戦相手のShamanは毎ターンのように攻撃力と体力が1/1のトーテム(MTGのトークンのようなもの)を召喚でき、これには非常に手こずりました。

試合は接戦だったものの、最後は大型Minionのゴリ押しでかろうじて勝利。本作の戦闘ルールは、強制的に攻撃をブロックできる“Taunt”能力を持つMinionがいない限りプレイヤーが自由に攻撃されてしまうこと、マジックのように戦闘中に魔法を使用できないこと、またMinionが攻撃するとタップするルールもないため、そうした特徴を十分把握した上で慎重に駆け引きを行う必要があります。


公式FAQによると、カード収集要素については、各ゲームモードを進めるか、Battle.net Balanceを支払うことで5枚入りのカードパックを購入できるようになり、その中の一枚にRare(青)、Epic(紫)、Legendary(オレンジ)のいずれかのクオリティーのレアカードが封入。さらに全てのカードにおいて“ゴールドカード”にアップグレードされるチャンスがあるそうです。

基本構造は非常にシンプルでありながら、Blizzard品質のゲームプレイバランスや快適さも兼ねそろえ、『World of Warcraft』やTCGのコアなファンだけでなく、カジュアルゲーマーにもアピールできそうな作り。Blizzardが少々遅れを取っているFree-to-Play市場で一石を投じることができるか、本作『Hearthstone: Heroes of Warcraft』の展開を含めた今後を見守りたいところです。



【関連記事】
PAX East: Blizzardが新作F2Pオンラインカードゲーム『HearthStone: Heroes of Warcraft』を発表
PAX East: コントローラーでの操作感は? PS3版『Diablo III』ハンズオン
GDC 13: 渦中のディレクターが振り返る『Diablo III』のデザインにおける成功と失敗
海外レビューハイスコア 『StarCraft II: Heart Of The Swarm』
Blizzard渾身のクオリティ!『StarCraft II: Heart of the Swarm』オープニングシネマティックCG
『Blizzard All-Stars』は現在も開発中−Blizzard社長が近況報告
《Rio Tani》


【注目の記事】[PR]

特集

PC アクセスランキング

  1. 異世界から来る冒険者を育成して依頼をこなそう!ギルド運営SRPG『異世界冒険者ギルド』Steamで配信

    異世界から来る冒険者を育成して依頼をこなそう!ギルド運営SRPG『異世界冒険者ギルド』Steamで配信

  2. 付き合いたての彼女が説得―AI生成コンテンツ利用の無料ゲームを開発者がSteamから削除

    付き合いたての彼女が説得―AI生成コンテンツ利用の無料ゲームを開発者がSteamから削除

  3. 7人パーティでギミック満載の一人称視点ダンジョンに挑め!RPG『Dungeon Apollonios』Steamストアページ公開、デモ版も配信中

    7人パーティでギミック満載の一人称視点ダンジョンに挑め!RPG『Dungeon Apollonios』Steamストアページ公開、デモ版も配信中

  4. 10年の沈黙を経て再始動!JRPG風『Cross Reverie』Steamストアページ公開―時にカラフルに、時にダークに物語を彩るアニメ調の3Dビジュアル

  5. Twitch視聴者数40万人突破し注目度抜群!『Hytale』ついに早期アクセス開始。新世代のサンドボックスRPGになるか?

  6. 過去2作「非常に好評」ゴブリンステルスADV最新作『Styx: Blades of Greed』日本語対応の体験版配信開始―1月16日からは過去作がEGSで無料配布予定

  7. メモリ高騰で「時期が悪い」中、マウスコンピューターが「G TUNE」含む全ブランドノートPCの販売を再開

  8. 美少女ハーレム系デッキ構築型ローグライク『飛昇:合歓宗と66人の道侶』Steamストアページ公開。わずか1時間で1,000件ウィッシュリスト登録を集めた注目作

  9. “ジャンル再定義する”豪語のサンドボックスRPG『Hytale』予約購入分だけで2年分の開発資金を確保!配信は目前

  10. 女学生がプロレス技を!?『サイレントヒル』インスパイアのホラーゲー『Welcome to Doll Town』たくましすぎる主人公が注目集める

アクセスランキングをもっと見る

page top