『Bully』は2006年にPS2/Xbox 360/PC向けにリリースされたオープンワールド型アクションゲーム。同社の『Grand Theft Auto』シリーズとは異なる点が多々ありますが、大きな違いとしては主人公が学生であること。舞台となる学内を含めた、街全体のカースト制度の中で頂点へと登り詰めるストーリーが展開されています。登場人物が学生などの子供中心のストーリーであることもあり、人が死ぬなどの様な描写は無く、日本国内でリリースされた際もレーティングはCERO D。過激な描写がないことにより、Rockstar Gamesの得意とするオープンワールド型アクションへのこだわりが顕著に表れているといった意見もあり、今なお続編を期待する声が多い作品です。
インタビューの中でDan Houser氏は「願わくば私自身作ってみたいが、実際のところ分からない」と発言しており、併せて発売した際の苦難についても語られています。「多くの人から様々なレスポンスをもらったよ」とし、発売当時には、モデルが学生であることで今までのGTAシリーズとは少し異なる方面からの非難もあったことを語っています。
しかしながら氏がインタビューでも答えている通り、ジミー・ホプキンズ(主人公)はいじめを助長するような姿勢はなく、弱者の味方になりながら友人を作り、決して神のような存在になろうとしたわけではありませんでした。
また続編の方向性についてファンから「ジミー・ホプキンズが大人になり『GTA』作品としてリリースしては?」との提案があったとのことですが、氏曰く「彼は、囲まれた環境がタフだったのもあり確かに悪ガキではあるが、真面目な人物として定着しているため、“カージャック”などをする様なキャラクターにはならない。不愉快な部分はあったが、『GTA IV』の「ニコ」にも通じる、“心”を持ったキャラクターだった。また、決して学校を潰そうとしたわけではなく、正義のために立ち上がったキャラクターでもあった」とのこと。
続編についての具体的な明言はないながら、発売から7年ほど経っても今なお愛されている本作。Dan Houser氏個人からも本作への“愛”が伝わってくるため、制作者サイドの続編への意欲が残っていることもあり、様々な障害をはねのけて我々ファンの期待に応えてくれることを願うばかりです。
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