ゲームと小説のメディアミックス展開が行われる本作は、数多くの受賞履歴を持つChristopher Brookmyre氏が物語を執筆。小説版『Bedlam』は2014年1月21日にも店頭に並ぶ予定で、そのゲーム版は同年の8月にSteamを対象にリリースを予定しているとのこと。また現時点で詳しい内容は不明ですが、その後もさらなる小説やゲームを展開する計画もあるそうです。
小説版カバーアート
本作の概要は一般的な仕事に就くごく普通の主人公がゲームの世界へと入りこみ様々なテストを引き受けるといったもの。その舞台となるのはアーケードプラットフォーマーや、リアルタイムストラテジー、シューターなどのお馴染みのジャンルで、それらは全てファーストパーソン視点で描かれる他、ゲームの世界で主人公は伝説の英雄などではなく、誰かの餌食になる捨て駒のような存在となるそうです。
今回のプロジェクトについてBrookmyre氏は、自身が手掛けた作品の多くはゲームから影響を受けているとして、さらに人生の大部分をゲームが占めているとゲームに対する自らの強い想いをコメント。頭の中に描いている世界が視覚化されることに興奮していると伝えています。
また開発を手掛けるRedBedlamのマーケティングディレクターNick Witcher氏は、以前よりBrookmyre氏の小説のファンで、このユニークなプロジェクトで彼と協力できることに非常に興奮しているとコメントしており、Brookmyre氏の描く世界がRedBedlamによってどの様に形作られるのかも興味深いところです。