死の雨が降りしきる荒廃した世界を生き延びる2Dサバイバルプラットフォーマー『Rain World』のKickstarterが開始、α版のトレイラー映像やスクリーンショットなどが公開されました。

『Rain World』はイラストレーター/グラフィックデザイナーのJoar Jakobssonとゲームボーイを改造して演奏を行うチップチューンアーティストであるJames Primateの二人によって開発されており、現代的なビジュアルで描かれるSF的世界観とそのイメージにマッチしたサウンドに期待が集まっている2Dサバイバルアクションゲームです。海外ニュースサイトでは「『TOKYO JUNGLE』と『スキタイのムスメ』を融合したかのような作品」と評価されており、現在はKickstarterにて目標金額の1/5ほどの資金が援助されています。

主人公として操作するのはなめくじのような姿のかわいらしい猫「Slugcat」。環境汚染によって「死の雨」が降るようになってしまったディストピアを舞台に、日々を生き続ける為食料を確保していくゲーム内容となっています。合わせて公開された映像では、古代遺跡のような建造物を駆け回りながら異型のクリーチャー達と戦うシーンが確認出来ます。更にマルチプレイにも対応しており、協力プレイ以外にも対戦やサバイバルレース的なモードも実装予定となっている模様です。

リリースは2014年内秋を予定しており、Windows/Macに向けて開発が進められています。詳細はKickstarterのほか、Steam Greenlightでも公開されています。単なる「懐かしさ」とは一味違うグラフィックと世界観となっていますので、SF好きなユーザーや『Terraria』などにハマった経験のある方には今後の続報に目が離せない作品となることでしょう。
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