Electronic Artsの人気ライフシミュレーターシリーズ最新作『The Sims 4』。AIの進化やグラフィックの向上など前作より大幅に進化した本作が、Gamescom 2014のEAクローズドエリアにてプレイルームを用意されていたので、実際に試してきました。
1人(1家庭)の人生にスポットを当てるというユニークなタイトル『The Sims 4』。プレイアブル展示ではほぼ全ての要素が試せるようで、キャラクタークリエイトから行おうかと思ったのですが、時間がいくらあっても足りないので断念。今回は4人の若者がハウスシェアリングをする家を選択し、賢くなったというAIを試していきたいと思います。
男性3人、女性1人という何とも逆ハーレム的な家を選択した筆者。ここは女性キャラクターを操作して全員を口説き落とし、修羅場を作ろう……とも思ったのですが、(プレイ時間も長くないので)そこはグッと我慢してプレイします。
実際の所、全く操作せずに放っておいても勝手に生活してくれるシム人達。お腹が空けば料理を作るし、催せばトイレに行くし、眠くなれば勝手に寝ます。ですがそれではプレイレポにはならないので、男性キャラを操作し、他のキャラクターと親睦を深めることに。とりあえず他の男性キャラと会話をしてみるとグングンと友情ゲージ(多分)が上昇していきした。
それ以降の展開はシム人達に任せるとして、次はハウジングを試してみます。『The Sims 4』では前作よりも簡単かつ直感的な家造りが楽しめるようになったと感じました。まるまる部屋一個と言ったセットが用意されており、寝室やバスルーム、リビング、キッチンなどカテゴリの部屋を配置していくだけでオリジナルの家が作れちゃいます。また拡張するのも簡単で、部屋の中に部屋を作ったり、寝室の横に書斎を増築したりといったことも簡単に出来てしまいます。
もちろん壁を貼り付け、家具や窓、ドア、照明などを自由に配置することも可能。自分や他人が作った家のアップロード/ダウンロードも可能で、あの人が作った気になった家を自分のワールドに持ってきて住んだり、逆に自分が作った自信作をアップロードして『The Sims 4』界の有名デザイナーとなることもできるのではないでしょうか。
そうこう思案している間にもシム人達は、オフロに入ったり、ゲームをしたりと自身の欲求を満たす行動を取り続けていました。無職のシムが居たので、これから仕事を探しに~と思った所でタイムアップ。10数分のプレイで色々と試すことは難しかったもののエモーションの豊かさや、家造りの楽しさの一端を垣間見ることが出来ました。
従来作と同様に安心して遊べる仕上がりとなっている『The Sims 4』。海外では9月2日に、国内では9月4日のリリースを予定しており、色々と進化した本作を存分に楽しめる日はもうすぐそこまで迫っています。
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