本作は最大4人の協力プレイで感染者の群れから生き延びるゾンビシューター。銃撃による体の部位破壊や多量の出血シーン、日本刀やチェーンソーで感染者を切り刻むことができるといった過激な暴力描写を含んでいます。発売当初、倫理審査を通過できなかったことからオーストラリアでの発売は一旦禁止とされ、後にゴアを大幅にカットした修正版が審査規定で最高のMA15+レーティングで発売されました。
GameSpotによると、オリジナル版が発売禁止となった主な理由には、「本作は現実的かつ狂気的で仮借のない暴力を描いており、その対象が狂犬病のようなウイルスに感染して凶暴化した”人間”であること」が問題視された背景があったとのこと。そのため、オーストラリアにおける本作のPC版からは頭部の破壊や四股の切断がカットされたほか、感染者の死体がフェードアウトする仕様に変更されています。
今回の審査規定見直しを受け、発売元であるValveのDoug Lombardi氏はKotaku Australiaへ次のような声明を出しています。「オーストラリアでLeft 4 Dead 2のフルバージョンが18歳以上のファンへ解禁されることをとても喜ばしく思います」「すでにゲームを購入済みのユーザーへ向けてノーカット版の配信を模索中です。詳細については近日発表いたします」
これまでオーストラリアではModの導入などを通してでしか目にできなかった本作のゴア表現。発売から5年の時を経て、ようやく作品本来の姿が公に認められるようです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
GWに備えよ! 最大90%オフのSteamセール「ゴールデンウィークゲームフェス」開催
-
『バイオ RE:4』などが最大88%オフの「カプコンGWセール」PS/Xbox/スイッチ/PC向けに開催中
-
【PC版無料配布開始】カルト的人気RPG2本収録の『LISA: Definitive Edition』&異世界FPS『INDUSTRIA』Epic Gamesストアにて
-
GWは農業ゲームで決まり!セールイベント「Steam Farming Fest 2024」トレイラー公開―現地時間4月29日より開催
-
完全新作ハイエンド・アクションRPG『Project Awakening』の最新情報を伝えたXアカウントはなりすまし―Cygames
-
大幅値上げ直前、お得に買えるラストチャンス!人気ゾンビサバイバル『7 Days to Die』正式リリース前最後のセールが開催―値上げ後約5~6,000円近くが今ならたった595円
-
GWも“お紳士”に過ごしましょう!『バニーガーデン』のqureateより、“お紳士向け美少女ゲーム”が一挙セール
-
ブリザードの祭典「BlizzCon」2024年は開催中止へ。将来的には復活を予定
-
究極の中世アクションRPG続編『キングダムカム・デリバランスII』発表! PC/コンソール向けに2024年発売予定
-
任天堂への殺害予告で逮捕された男を京都地検が起訴―「スプラトゥーン甲子園2023 全国決勝大会」などイベント2件が中止