Jordan氏によると、このハッキングはインターネットに接続された身近なデバイスのセキュリティ問題へのデモンストレーションとして行ったとのことです。同氏はBBCに対し、「『Doom』が起動できる、これはコントロールできてしまうことの確かな証明です」と述べています。また、『Doom』のプログラムを走らせたのは、使用したプリンターが32bit Armプロセッサーと10Mbのメモリ、手頃なサイズの液晶スクリーンを搭載していた為、ちょうど良かったからだとも語っています。
余談ですが、コードは仕事の空き時間を使って数ヶ月間かけて書き上げたとのことで、かなりの労力を裂いたため、これ以上手を入れることはしないとしています。
このデモンストレーションの結果を受け、Canonは今後発売するプリンターに対策を施していくそうです。今回のデモンストレーションは、「インターネット・オブ・シングス(Internet of Things)」と呼ばれる、生活のあらゆるものがインターネットに接続するサービスや製品の構想に警鐘を鳴らすものという側面も持っています。
インターネット接続による利便性の向上とプライバシーや安全の保護の問題は、これからも企業とハッカーの競争の上に、技術と議論が積み重ねられていくのかもしれません。
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