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『NBA 2K15』プレイレポート、「Face scan」機能で自分の再現に挑戦

国内リリースを11月27日に控えた2Kのバスケットボールゲーム最新作『NBA 2K15』。2K Japan協力の下国内版をPS4でプレイし、自分に瓜二つのカスタムヘッドが手軽に作成できる「Face scan」機能を体験しました。本格キャラメイクをレポートします。

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先日海外で先行発売され、国内リリースを11月27日に控えた2Kのバスケットボールゲーム最新作『NBA 2K15』。今回、2K Japan協力の下国内版をPS4でプレイし、自分に瓜二つのキャラクターが手軽に作成できる「Face scan」機能を体験しました。NBA選手、河合律子ができるまでをレポートします。

■「Face scan」機能で自分そっくりのNBA選手を作ろう


前作『NBA 2K14』では、あらかじめ用意されたパーツを選んでカスタムヘッドを作成していましたが、今作ではPS4のPS CameraやXbox OneのKinectをフル活用して顔のデータを直接読み取る「Face scan」(PS3/Xbox 360版は未実装)が利用可能に。自分の顔からスキャンした数千箇所の参照ポイントを基に、外見はもちろん表情まで豊かに再現できます。

「Face scan」の手順は、PS Cameraを顔の前に固定し、画面に緑色のウィンドウが表示されたら顔全体を入れてスキャン開始。進行中は首を左右にゆっくりと振って満遍なくデータを収集します。途中で顔の位置がずれるとプロセスが中断してしまうので、スムーズなスキャンに慣れるまでは数回のやり直しを要するかもしれません。



スキャンが成功すると取得した参照ポイントを基にカスタムヘッドの構築が始まります。およそ4000から5000の参照ポイントが集まれば忠実な再現が可能とのこと。また、髪が顔にかかったままスキャンすると皮膚の色として認識してしまうほか、読み込み中にカメラの位置を頻繁に移動すると失敗作のキメラみたいな顔になってしまうので十分な注意が必要です。



スキャンデータを基に構築したカスタムヘッドはMyPLAYER編集画面で様々な調整が可能。正面顔や横顔の輪郭、肌や瞳の色といった特徴、髪、ひげ・まゆを思う存分いじれます。残念ながら女性NBAプレイヤーの作成は想定されていないため髪型や骨格の再現は不完全ですが、『NBA 2K15』が誇る最新技術の限界に挑戦しました。



そのほか、MyPLAYER編集画面ではオリジナルキャラクターの基礎データが設定できます。音声は2種類から選べ、身長、体重、筋肉の量、ウィングスパン、胴の長さ、肩幅といった身体的特徴から、ポジション、希望するチーム、ニックネーム、ナンバー、出身、利き手、ダンクの利き手、誕生年といったプロフィールまで、設定項目は多岐にわたります。

作成した自分の分身はMyCAREERとMyGMというモードで活躍できるほか、様々なオンラインコンテンツが楽しめるMyParkでも使用できます。MyCAREERは無名選手からプロチームの契約を勝ち取り、殿堂入りを目指してスターダムを駆け上がるロールプレイングゲーム。映画さながらに展開するストーリーの中で、自分のフェイスデータから再現された豊かな表情をたっぷりと堪能できます。




MyGMモードは読んで字の如くGMとなって資金運用や選手の育成を担い、自分のチームを栄光へと導いていくゲーム。複数の候補から好きなオーナーを1人選択して、GMとして所属するチームを決めたらゲームスタート。オーナーの人柄や資金力はそれぞれ数値として差別化されており、組織によって異なる特徴があります。選手としてではなく、チームの責任者としてNBAの違った側面が楽しめるでしょう。

■往年のNBAスーパースターたちの試合を追体験しよう


NBAトゥデイでは前作に引き続きシーズンの試合結果が毎日更新。現実のチームデータや現役選手の健康状態などがリアルタイムでゲームへ反映されます。さらに、実在するブランドのウェアやシューズの新商品が発売された際も、ゲームデータとして随時追加されていくとのことです。

特筆すべきは、往年のチームデータで過去のハイライトが再現できるという点です。今回、筆者は97年から98年にかけてのロサンゼルス・レイカーズとシカゴ・ブルズの選手データを使って2K JapanのPR担当者と対戦。若き日のコービー・ブライアントやデニス・ロッドマンの勇姿を満喫しました。



さらにシリーズを通しての醍醐味はゲームの操作性にあります。可能な限りインタラクティブなゲーム性を目指したという本作の操作性はとてもシンプルで覚えるのも簡単。球技を題材にしたゲームをほとんどプレイしたことのない筆者でも、パス、シュート、スチール、リバウンドの4つだけを覚えた状態で白熱した試合を十分実感できました。バスケットボールのルールさえ知っていれば、初心者でもすんなり馴染めるでしょう。



そして1歩先へ進んで華麗なテクニックを身に着けたいなら2KUビデオチュートリアル。ドリブルをはじめ、基礎技術から相手の意表を突くような高度なテクニックまで、ゲーム上達の鍵を現役のプロバスケットボール選手の声で丁寧に解説してくれます。チュートリアルで勉強した後は、学んだ技術をフリープレイの練習モードで存分に磨くことが可能。とっつきやすくも奥深いゲーム性が光るのも本作の魅力の1つです。

このほか、本作にはカードゲームで遊べるMyTEAMや定期更新されるビデオプログラムの2KTV、ゲーム内通貨で購入できるより取り見取りのウェアやアクセサリー、自分だけのオリジナルシューズの作成など、ここでは語りきれないほど数多くのコンテンツが収録されています。熱烈なNBAファンに限らず、バスケットボールファンにとって興奮止まないエンターテイメント作品ではないでしょうか。



チアリーダーやベンチのリアクションはもちろん、選手の肌に滴る汗まで作り込んだ『NBA 2K15』は、PS4/Xbox One/PS3/Xbox 360を対象に、11月27日の国内リリースを予定。価格は6,300円です。初回限定特典にはカバーアスリートとしても起用されたケビン・デュラントのMVPボーナスパックが付属しています。全てのバスケットボールファンへ向けた、男たちの熱い血潮がいよいよ国内上陸です。
《河合 律子》
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