本記事は『紅の砂漠』の序盤の内容およびネタバレが含まれます。記事閲覧の際はご注意ください。

『黒い砂漠』の開発で知られるPearl Abyssは、3月20日にオープンワールドアクションアドベンチャー『紅の砂漠』をリリースします。
そんな本作のリリースに先駆け、Game*SparkではPearl Abyssのスタジオにて『紅の砂漠』を先行プレイする機会をいただきました。広大なフィールドの探索や、多彩なアクションを組み合わせて戦う戦闘など、圧倒的な自由度が特徴な本作のゲームプレイの様子をお届けします!
待望のオープンワールドアクションADV『紅の砂漠』についておさらい

まずは、『紅の砂漠』についておさらいをしましょう。本作はMMORPG『黒い砂漠』を手掛けたPearl Abyssが開発するアクションアドベンチャーで、2019年に発表されて以来、いよいよのリリースとなります。
物語の舞台となるのは、シームレスなオープンワールドの「ファイウェル大陸」。豊かな自然と山々に囲まれた都市をはじめ、遺跡や城塞などさまざまなロケーションが待ち受けています。また、アビスと呼ばれる空間ではギミックを解きながら未知の謎に迫ります。


プレイヤーが操作するのは、「灰色たてがみ」に所属するクリフ。各地を探索して散り散りになった仲間を集め、世界の脅威へと立ち向かいます。主人公のクリフのほかにも、「ウンカ」や「デミアン」といった仲間のキャラクターに切り替えて操作することも可能です。
本作の大きな特徴でもあるのが「自由度」の高さ。馬に乗りながら各地を駆け巡ったり、サイドクエストやアクティビティに挑戦したり、オープンワールドのフィールドでの探索を楽しめるだけでなく、戦闘ではスキルだけでなく近接攻撃など多彩なアクションを組み合わせ、コンボを繋げていく楽しさがあります。


また、プレイヤーの振る舞いや行動によってさまざまな勢力との関係性が変化するなど、自分だけのやり方でストーリーを紡いでいけます。
中世ファンタジー世界や異空間の冒険が待ち受ける、ファイウェル大陸を探索

今回のプレイセッションでは作品の冒頭からスタート。基本的な操作やインタラクションを学びつつ、「灰色たてがみ」の拠点でキャラクターと会話を交わします。
そんななか、突如として灰色たてがみの拠点は敵対組織「黒い熊」の大規模な襲撃を受け、壊滅状態に。仲間のもとに駆けつけて応戦するも虚しく、主人公のクリフは敵のボス「ミュルディン」に敗れ、致命傷を負わされたまま川に突き落とされてしまいます。……いきなり大ピンチすぎる!



薄れゆく意識のなか、クリフは未知の領域「アビス」に辿り着きます。この空間ではジャンプやよじ登りといったアクションの操作を学ぶことができ、他のアビスでは“摂理の力”という特殊な能力を身に着けます。
摂理の力を駆使することでアビス上のオブジェクトに干渉でき、石板を動かして回路を完成させたり、物を掴んではめ込むことで動力を復旧させたりと、さまざまな謎を解くことが可能です。


ちなみにこのアビス、無数の空島がフィールドの上空に点在していますが、遠くに見えるアビスもすべて探索が可能で、プレイヤーがいずれ訪れることになるようです。


なんとか意識を取り戻したクリフはかつての仲間を取り戻すべく、そして黒い熊への復讐を果たすべく、広大なファイウェル大陸を冒険することとなります。最初にプレイヤーが訪れることになるのは、豊かな自然に囲まれた「エルナンド」という地域。領内にはエルナンド城もあり、多くの人々が暮らしています。


フィールドの探索においては、移動に便利な馬を序盤から入手することができます。馬はいつでもプレイヤーの近くに呼び出すことができ、多少の段差であってもジャンプを使って乗り越えるなどスムーズな移動が可能。
さらに、物語の後半ではドラゴンやロボットといった乗り物にも乗れるようです。ドラゴンは空中を飛翔しながら火球や火炎放射を放てるほか、ロボットはマシンガンやミサイル、放電など多彩な攻撃手段を備えています。筆者も実際にロボットに搭乗しての戦闘を体験しましたが、敵の兵士たちが文字通り消し飛んでいく爽快感がありました。

クエストは目標地点が表示されるだけなので、直線距離で目的地まで進んだり、寄り道をしながら進んだりと、どういったコースで進んでいくのも自由です。また、前述の“摂理の力”を木に対して使用し、引っ張って木をしならせることで、自身を射出する大ジャンプのような使い方も可能です。そのほか、カラスに変化して滑空するといった移動方法もあります。


フィールドの各地にはさまざまなサイドクエストやコンテンツも用意されており、酒場では腕相撲ができたり、街の子供とじゃんけんをしたりといったコンテンツも。クエストでは奇妙な兜を使って過去の記憶を覗き見ることで、さまざまな情報や手がかりを集め、困っている人の悩みを解決していくちょっとしたクエストもありました。


さらに、特定の勢力が関連する勢力クエストもあり、プレイヤーが物を盗んだり街中で犯罪をしたりすると、都市の警備兵に攻撃を受けたり、罰金を支払わなければならないことも起きます。犬や猫とも触れ合えますよ!
骨太な戦闘は慣れるまでが大変…。ても、戦い方を見つけていく楽しさがクセになる

続いては本作の注目の要素のひとつでもある、戦闘やアクションについても見ていきましょう。本作の戦闘では強攻撃や弱攻撃といった基本の動作にくわえて、パリィや回避、近接攻撃やスキルといったアクションを組み合わせながらコンボを構築していきます。
剣と盾をはじめ、斧や槍、弓など多彩な武器を駆使して戦っていきますが、メインで使用する武器にくわえてサブ武器を選択することで、剣や斧の二刀流といった戦い方も可能です。戦闘ではタイミングや流れを掴んでいくのが重要で、ただ闇雲に攻撃するだけでなく、相手の攻撃を見極めながら柔軟な対応をしていくのが肝となっています。


近接攻撃は拳の攻撃や突き、投げ技やラリアットなど多彩なバリエーションがあるほか、“摂理の力”は戦闘においても有効です。前述のように木を使って上空に飛び上がり、そのまま回転攻撃で奇襲するなど、スキルだけでなく地形や環境を活かした戦い方もできるのが特徴です。
さらに一部の攻撃には属性を付与することができ、雷や炎を使うことで追加のダメージを与えることもできます。特に炎は身体を燃やすこともでき、兵士など人の相手に対して効果的なようです。

こういったスキルやアクションは序盤から全て使えるわけではなく、「アビスの欠片」と呼ばれる遺物を使用してスキルツリーをアンロックしていきます。膨大な項目のスキルツリーでは基礎ステータスを上昇できるほか、それぞれの項目のレベルを上げることでスキルのアップグレードも可能です。アビスの欠片はアビス空間の攻略や、ボス攻略、フィールドの探索など様々な方法を通じて入手できるようになっています。


また、フィールド上のNPCやボスとの戦いといった場面で実際に技を見ることでもアクションが習得可能です。重いものを持ち上げたり、衝撃波を発生させたりと探索で役立つだけでなく、戦闘でも活用することで攻撃のチャンスを作れます。



各地でクリフを待ち受けるボス戦では手に汗握る骨太な戦闘が楽しめ、今回のプレイセッションでは商会を牛耳る会長、屈強な敵兵など複数の戦を繰り広げましたが、どのボスも攻撃方法が全く異なります。後隙が少ないボスも存在し、攻撃をしっかりと見極めて回避しつつ、攻撃のチャンスを逃さないことが重要です。
油断すると大ダメージを食らってしまうこともあり、何度も敗れてしまった筆者ですが、プレイセッションの終了時間ギリギリでなんとかボスを撃破することに成功しました。戦闘中には回復アイテムも使用できるので、調理などをしてたくさん用意しておくと安心かもしれません。


アクションや戦闘全体を通しての印象は「できることが多すぎて、とにかく忙しい!」でした。戦闘中にとれる選択肢が多く、慣れるまではかえって動きが単調になってしまったり、意識をもっていかれてしまうといったこともありましたが、さまざまな試行錯誤を重ねるなかで「この攻撃からこの攻撃は通しやすいな」など発見や最適化をすることができ、自分流の戦い方を見つけていく楽しさがあります。
ボスとの戦闘も歯ごたえがあり、最初は「全然回避ができない!」「攻撃しようとしてやられる!」といったプレイで苦戦していたものの、攻撃のパターンを見極めながら的確に反撃し、ボスを倒せた時の達成感はひとしお。


今回のプレイセッションでは網羅しきれないほどアクションが多く、これ以上操作が増えてしまうと頭が追いつかなくなりそうではありますが、とにかく本作の持つ「圧倒的な自由度」をここでも体感することができました。
今回は『紅の砂漠』の先行プレイセッションの様子をお届けしてきました。数時間のプレイではフィールドの探索や数々のコンテンツ、多彩なアクションを組み合わせた戦闘など、圧倒的な自由度の高さを体験できました。使用可能なアクションが多すぎて操作に慣れるのは大変ですが、一方で自分なりのコンボを見つけたり、プレイスタイルを確立していく楽しさがあります。
また、今回紹介したクリフ以外にもプレイアブルキャラクターや武器が存在しているほか、サイドクエストや生活要素などさまざまなコンテンツも用意されています。ぜひファイウェル大陸を訪れて、自分だけの冒険譚を紡いでください!
『紅の砂漠』は、PS5/Xbox Series X|S/Steam/Mac App Store/Epic Gamesストア向けに、2026年3月20日発売予定です。
¥8,236
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)












