■アップデート9.2で追加された“拠点モード”
初めにウォーゲーミングジャパンの広報担当者は『World of Tanks』の“拠点モード”を解説しました。アップデート9.2で追加された“拠点モード”は、クランに入ったばかりユーザーやクランへ参加を考えている中級者向けの新モード。クランが総勢20人以上になると開設可能な機能で、クランメンバーは資源を獲得して拠点を拡大するために他のクランと戦います。また拠点の各施設は、クレジットや経験値取得率の増加などのボーナスが付属します。
今年4月に公開された、拠点モードを解説する開発者日誌映像その3
“拠点モード”の説明の終了後、ベラルーシのWargaming.net本社と国際通話を用いて、クランウォーズのプロモーション担当者であるNatallia Pershyts氏への質問が行われました。質問は、アジア地域における拠点モードの利用率や、大規模なクランで同時に複数のクラン戦が可能であるのかなどです。同氏は、アジア地域における拠点モードはクラン全体の約50パーセント以上が参加していると応えた他、拠点モードにおける大規模クランは同時に複数のクランへ戦闘を仕掛けることが可能と述べました。このモードの実装によって多くのプレイヤーがクラン戦に興味を持つようになり、試合に関心がなかったクランも他のクランへ戦いを挑むようになったようです。
また、将来の拠点モードで実装される要素は、空爆や地雷原などの特殊な施設やリザーブ増加の他、専用バージョンの戦車や迷彩などを予定しています。
質疑応答は国際通話を通して実施されました
■新ルール“攻撃/防衛戦モード”
続いて、『WoT』のeスポーツにおける新ルール“攻撃/防衛戦モード”を紹介しました。この新ルールはアップデート9.4で実装されたもの。主な変更点は全7輌の合計Tierポイントが42ポイントから54ポイントへ増加した他、試合の目的が敵陣地の占領または敵の殲滅から自陣地の防衛か敵陣地の占領の2つに分かれたことです。そのため、チーム全体のTierが底上げされたためにチーム全ての車輛と自走砲が参戦可能となり、試合は攻撃側が攻め込まないと勝利できなくなったため、引き分けに終わる確立が低くなっています。
eスポーツにおける試合のルール変更を伝えるアップデート9.4プレビュー
試合形式の変化を解説した後、同社のグローバルeスポーツディレクターMohamed Fadl氏が国際通話に表れて質問が行われました。質問は、新ルールによる選手達の反応に関したものや『WoT Xbox 360 Edition』と『WoT Blitz』のeスポーツ展開、そして新ルールによる使用車両の変化などです。同氏は、新ルールへの反応は一般プレイヤーだけでなくWargaming.net League参加者もこのルールを作成して試合に導入されたことを喜んでいると応えた他、『WoT Xbox 360 Edition』と『WoT Blitz』のeスポーツ展開に関しては、プレイヤーからの声を受け取っていないためコミュニティの発展を待ちつつ大会を求める声が出れば、いつでもその準備ができていると話しました。
また、試合における人気車輛の変貌については、今までと違う試合展開と新戦術が生まれていると述べました。加えて、新ルール導入により上位チームにも変化が生まれており、無名のチームが決勝まで進んだそうです。
■第二回が開催“World of Tanks meets ガールズ&パンツァー 第二次秋葉原上陸作戦です!”
ウォーゲーミングジャパンは、都内の秋葉原でアニメ「ガールズ&パンツァー」のコラボイベント“World of Tanks meets ガールズ&パンツァー 第二次秋葉原上陸作戦です!”を開催すると発表しました。
このイベントは、参加者がコラボ店舗で獲得できるイベントメンコの絵柄を5種類(全24種類、全取得でコイン5枚を獲得)を集めて、イベントコインを収集した後に、コインの枚数に応じた景品を交換するものです。コラボ店舗には、「ガールズ&パンツァー」に登場するキャラクターの看板が設置される予定で、参加店舗数が昨年の16店舗から26店舗へ増加されています。
コインの枚数に応じて景品が交換可能。10枚で戦雀(『World of Tanks』を模した麻雀セット)、5枚でTGS 2014コラボTシャツ、3枚でコラボ缶パンなどの全10種類です。
“World of Tanks meets ガールズ&パンツァー 第二次秋葉原上陸作戦です!”の開催地は秋葉原で、開催期間は12月19日から2015年1月12日までの25日間を予定しています。