【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート

12月6日、ラスベガスの「PlayStation Experience」で行われたVRパネルセッションのレポートをお届けします。

家庭用ゲーム PS4
【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート
  • 【PSX】モーフィアス開発秘話や将来的機能の話題も―VRパネルセッションレポート

12月6日、ラスベガスの「PlayStation Experience」で行われたVRパネルセッションのレポートをお届けします。

パネルには、SCEワールドワイド・スタジオ代表の吉田修平氏、SCEA Magic Lab取締役のRichard Marks氏、Spermassive Games常務取締役のPete Samuels氏、SCEロンドン・スタジオ取締役のDave Ranyard氏が登壇し、「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」についてのセッションが行われました。


まず、Morpheusの開発中の映像を披露。これは、Morpheusのプロトタイプを一般女性にプレイしてもらうというもので、プレイ体験からどのような反応を示すのかを映したものです。Ranyard氏の説明によると、この女性は自身の母親であるそうです。

30年前から同じような技術があるのに、なぜ今再びVRを実現しようとしたのかという問いに対して、クオリティの高いディスプレイの低価格化や、センサーやカメラを使ったトラッキングテクノロジーの発達により、低コストで非常にレベルの高いことができるようになったのが理由であるとMarks氏は語りました。また、任天堂のバーチャルボーイを例として、昔のVR技術は赤色のものしか立体視にできなかったが、今はもっと高度なことが可能になった点も挙げました。


続いてMorpheus開発の始まりに関して、もともとSCEの開発スタジオのメンバーによる部活動のようなものだったという事実が吉田氏から語られました。PS3向けモーションコントローラーであるPS Moveの開発後に、何人かのメンバーが仕事後の個人的な活動としてPS Moveとヘッド・マウント・ディスプレイを合体させたハンドメイドのVRシステムを作っていたそうで、仕事を終えたプログラマー達も参加してPS3で動く『ゴッド・オブ・ウォー』のVRデモまで製作していたとのことです。

スタジオのメンバーに勧められてそのVRシステムをプレイした吉田氏は、ディスプレイ越しに見ると自分の体が『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトスになっていたことに大変感動したそうです。その後、彼らはカメラ機能を外したVRデモを開発し、日本の本社から正式な承認を得て「Project Morpheus」という大きなプロジェクトに変わったと語られました。


しかし、当時の現行機であったPS3では十分なパフォーマンスが発揮されないと判断し、次世代機であるPS4向けの周辺機器として開発をすることになったそうです。また、Playstation Cameraはモーフィアスのトラッキングに必要な機器であるためにPS4の付属品となりましたが、多くの人からなぜほとんどのタイトルに対応していないPlaystation Cameraを本体に付属しているのかという質問をPS4リリース時にされ、当時未発表であったMorpheusのためであると説明することができず苦い思いをしたとも語っています。

Morpheusのゲーム以外の活用については、吉田氏がすでにVRコンテンツに興味を持っているハリウッドの映画会社にアプローチを行っているとのことで、将来的にはPSNを通してVRに対応した3D映画やTV番組などを観れるようにする計画があることも明らかにしています。

様々な可能性を秘めた「Project Morpheus」が一体どんな未来を体験させてくれるのか、発売まで一日千秋の思いが続きそうです。

《蟹江西部》

十脚目短尾下目 蟹江西部

Game*Spark編集部。ゾンビゲームと蟹が好物です。以前は鉄騎コントローラー2台が部屋を圧迫していましたが、今は自分のボディが部屋を圧迫しています。

+ 続きを読む

編集部おすすめの記事

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. PC版『GTA6』発売は時間の問題か?テイクツーCEOがPCプラットフォームの重要性を強調

    PC版『GTA6』発売は時間の問題か?テイクツーCEOがPCプラットフォームの重要性を強調

  2. リブート版『Fable』はXBOXのDNAとして不可欠だから長期開発が許された―Playground Games共同創設者が海外メディアに語る

    リブート版『Fable』はXBOXのDNAとして不可欠だから長期開発が許された―Playground Games共同創設者が海外メディアに語る

  3. 『地球防衛軍6.2』2027年3月18日発売決定―アリ増えまくり大量地獄なPS5パワーアップ版!スイッチ2版『5』は画面分割やローカルプレイ対応し新たな調整も

    『地球防衛軍6.2』2027年3月18日発売決定―アリ増えまくり大量地獄なPS5パワーアップ版!スイッチ2版『5』は画面分割やローカルプレイ対応し新たな調整も

  4. チアガールチェーンソーACT『ロリポップチェーンソー 2 Back2Back』新PVが公開。プロデューサーの熱意がシリーズ新作制作に繋がった

  5. 『Stellar Blade』はすべての国で無修正版を提供する―公式Xが明言、同業者には戸惑いも

  6. Game*Sparkレビュー:『Marvel’s Wolverine』敵も自分も規制無しでバチボコにミンチ!“攻め続けないと死ぬ”戦闘がウルヴァリンすぎる。しかし“小さくまとまりすぎ”な面も

  7. 『ファイアーエムブレム 万紫千紅』発売!世界の命運を握る4人の主人公が大剣闘祭で優勝を目指す―メタスコア89点で「4本分のゲームが入っているような規模」との評判も

  8. 100人参加ミリタリーFPS『WARDOGS』PS5/XSX|Sにも2028年に登場!まもなく開始のSteam早期アクセスは『Halo 3』オマージュのローンチトレイラーも公開

  9. 『妖怪ウォッチ2 覇道』スイッチ2向けに発売決定!さまざまな要素をパワーアップしたリメイク作【Nintendo Direct 2026.9.9】

  10. 『GTA6』長編映像は「既にこの世代で唯一無二の技術的偉業」―海外技術系メディアは「60fpsを目標にしていたら実現できたか分からない」と分析

アクセスランキングをもっと見る

page top